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 誰でも本当に子どもだった頃、毎月届く薄い絵本を楽しみにしていた経験はないでしょうか。それは、出版社から直接幼稚園に送られてくる「月刊絵本」。そしてやはりその記憶の多くは福音館書店に帰すると思います。「こどものとも」「たくさんのふしぎ」「かがくのとも」などなど、数々の名作を世に送り出してきた、福音館の「月刊絵本」を中心に、当店でもいつのまにか多くの簡易製本の絵本が集まりました。今回は、福音館ほか色々な形の子ども雑誌絵本・月刊絵本を特集。堀内誠一作品、写真絵本作品など項目別に合計3ページに渡ってお届けしますので、是非ご覧下さい。しかし有名な作家のものや作品でなくとも、独特の魅力にあふれているのが月刊絵本。その平綴じの簡易な造本を見ていると、子どもが最初に触れる一番シンプルな形の絵本の美しさが伝わってきます。

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いずれも、子ども向けであったため一部落書きのあとが見られるなど、古い雑誌えほんである事をまずご了承下さい。それぞれのダメージは詳細画面に記してありますので、必ずお読み下さいませ。

今回に限り送料を特別枠にいたします。
 1冊のみ=100円 その後4冊まで=1冊につき50円増し 5冊以上=通常通り


   ■「こどものとも」「かがくのとも」「たくさんのふしぎ」
 
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 きゅるきゅる
 庄野英二/福音館書店/1965
 \700  ■sold

「ぼくは、うみのそばのちいさいむらで うまれました」という、男の子の目からみた、海辺の風景。お気に入りは「きゅるきゅる」と音をたてる、マストの滑車。旗をあげてもきゅるきゅる。鯉のぼりを上げてもきゅるきゅる。ユーモラスな音と共に、縦型にした見開き2ページを使って船や帆など、おおらかな絵が画面いっぱいに拡がる、庄野英二による「こどものとも」比較的初期の号。

 
 
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 ねずみじょうど
 瀬田貞二・丸木位里/福音館書店/1967
 \700  ■sold

芝刈りに行ったおじいさんが、お弁当のそばもちを穴に落としてしまいました。するとねずみが出てきて...後はみなさんよく知っている「おむすびころりん」と同じ展開。踊りをおどるねずみの歌や様子がとても愛らしくて、昔懐かしい民話の雰囲気が絵と共によく伝わる一冊。日本の子供だけが味わえる楽しさに満ちています。

 
 
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 りょうちゃんのあさ
 松野正子 作、荻 太郎 絵/福音館書店/1968
 \600  ■sold

おねしょをしてしまって慌てたりょうちゃんは、早起きのおじいちゃんに朝の散歩に連れ出してもらいます。川や道路やお店といった、2人の住む町の何気ない早朝の風景が、クレヨンのタッチでのびのびと鮮やかに描かれた、ごくごく普通の、でもそれがとても素敵なおははしです。

 
 
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 クレヨンサーカスがやってきた
 鴨居羊子/福音館書店/1979
 \1000  ■sold

ひとりぼっちでお腹をすかせた野良犬がたどり着いたのは、サーカスの「クレヨン座」。団長のお父さんと娘のクレヨン、そして沢山の動物たちで構成された楽しいサーカス一座です。動物たちのサーカス風景がとても可愛らしく、クレヨン嬢のこだわりのない自由奔放さが見ていて気持ちよい絵本。作者は近年再評価の声も高い鴨居羊子。その大らかで遊牧民のような自由な発想と雰囲気。クレヨン嬢の姿はきっと作者の心そのままなのでしょう。

 
 
lj25
 ぼくがとぶ
 佐々木マキ/福音館書店/1987
 \800  ■sold

自作の飛行機で空の旅へ出発!野原を越え、畑を越え、町を過ぎて夜を抜け、南極までぐんぐん飛んでゆく。飛行機を制作する冒頭の細かく描き込んだ部品や部屋の情景の面白さと、飛翔の場面の大らかさの対比が素晴らしい。漫画家・佐々木マキの傑作絵本を初出の形でお届けします。

 

lj25
 しんせつなともだち
 方 軼羣、君島久子、村山知義/福音館書店/1992
 \700  ■sold

雪深い山の冬。ひとつの"かぶ"を巡って、それぞれ友達を思いやる動物たちが可愛らしいお使いをするお話です。やはり素晴らしいのは、村山知義の細部まで配慮された挿絵。動物たちの家のカラフルな佇まいや、ブラシやカバン、毛糸玉などの小物の可愛らしさ!このセンスがあってこそ、この素晴らしい絵本は子供達の心に深い印象を残したのではないかしら。「可愛い」という形容がこれ以上ないほどぴったりです。

 

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 ねずみのおいしゃさま
 中川まさふみ、山脇百合子/1995年
 \700  ■sold

大雪の日の深夜、往診を頼まれたねずみのお医者様はスクーターで出かけます。でも、すぐに雪で立ち往生。のんびりやさんのお医者様は冬眠中のカエルの家で一休み....「ぐりぐら」ファミリーが贈る、独特の雰囲気に包まれたほのぼのした物語。冬の室内の細かい描写はこの描き手ならではで、何度見ても楽しいものです。

 
 
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 ぐりとぐら
 なかがわりえこ、おおむらゆりこ/福音館書店/1975年
 \600  ■sold

説明なんて必要なしの、福音館書店いえ日本の絵本界が誇る「ぐりぐら」の最初のかたち。扉を開ければ「ぼくらのなまえはぐりとぐら....」というあのフレーズがいつでも聞こえてきます。こちらは初版とそっくりの形をした普及版。クリックして状態をよくお読み下さい。

 
 
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 ゆうこのキャベツぼうし
 やまわきゆりこ/福音館書店/1997年
 \600  ■sold

キャベツをもらったゆうこは、葉っぱを一枚かぶってぼうし代わりに。するとたちまち動物たちが寄ってきて...しまいには狼までやってきてみんなでおにごっこをする風景にワクワク。ただひたすら遊ぶだけの可愛らしい絵本ですが、子供の喜ぶすべてが詰まっている気がします。山脇百合子さんの絵がただただ素敵。

 
 
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 たつくんのたんじょうび
 松野正子さく、西巻茅子え/福音館書店/1986年
 \600  ■sold

「今日はたつくんの誕生日」。おばあちゃんがケーキを焼いてくれる予定です。近所の友達を一人一人誘うたつくんですが、みんな忙しそうで...子供にとってお誕生日が、それを祝ってもらう事がどれだけ胸躍る体験かが素直に伝わってくる、暖かい絵本。西巻茅子さんの絵とストーリーが素晴らしくマッチしています。たつくんのお家の中の様子もとても可愛い。

 
 
film13
 おいていかないで
 筒井頼子さく、林明子え/福音館書店/1981年
 \600  ■sold

大きいお兄ちゃんの後ばかり追いたがるまだ小さい「あやこ」。お兄ちゃんは何とかあやこをなだめて、一人で遊びに行こうとします。でもやっぱり....きょうだいで育った人なら誰もが覚えのある懐かしいストーリー。幼い2人の表情がとても愛らしく、これを描けるのは林明子しかない、と思わせるシンプルで暖かい名作です。

 
 
lo10
 のうさぎ のえ
 さいとゆふじ/福音館書店/1988年
 \400  ■sold

野原で見つけた小さな子ウサギ。家に連れて帰って一緒に暮らすんだ。名前は「のえ」としよう....でも、大きくなった「のえ」はやがて野原を恋しがり、ある日大きく飛翔して生まれた世界に戻っていきます。男の子と野ウサギの一瞬の出会い。生き物の大切さを子供に教える絵本ですが、野原や動物を描くその淡く豊かな色彩に魅せられます。

 
 
lo06
 とんとん とめてくださいな
 こいでたん 文、こいでやすこ 絵/福音館書店/1981年
 \500  ■sold

道に迷った動物たちが、森の一軒家のドアをとんとんと叩きます。ばらばらに集まった小さな動物たちが一緒にベッドで休んでいると...?一匹一匹動物が集まってくる情景が楽しく、最後もとても心温まる絵本。でも何よりその山小屋の中のインテリアがとても可愛い!ベッドもお布団も壁も時計も窓も、どれもこんな家に一晩泊まってみたいな、と子供に思わせる魅力が一杯。

 
 
lo06
 ぼくのブッベはどこ?
 藤田千枝 文、イロン・ヴィークランド 絵/福音館書店/1995年
 \400  ■sold

可愛がっている犬のブッベの姿が今朝は見えません。男の子は家中を走り回って愛犬を探して探して....ページのどこかにブッベが必ずいて、それを探すのも読者の楽しみのひとつ。同時に、こちらも家の中のインテリアが楽しめる一冊です。北欧の家庭の子供部屋、台所、居間。どれもカラフルでコンパクトでとても可愛らしい佇まい。絵を担当するのは「ロッタちゃんシリーズ」のヴィークランド。細部まで愛らしさが行き渡っているのも納得です。

 
 
lo06
 まがればまがりみち
 井上洋介/福音館書店/1990年
 \800  ■sold

本当に楽しい、井上洋介の不思議絵本の登場です。日暮れの町をそぞろ歩いてみれば、一体何に出会うのかな?逢う魔が時...ではないけれど、おかしな事が起こっても不思議ではない夕暮れ時の雰囲気を、ユーモラスな絵で見事に描いた傑作。そこは、作者のナンセンスのセンスをめいっぱい発揮した奇妙な世界。見開き2ページずつ場面が切り替わり、順に読むもよし、好きなところから開くもよし。夕暮れの空を見上げながら感じた、子供の頃の不思議な気持ちが甦りそう。店主も個人的に大好きな絵本です。

 
 
lo06
 じゃんけんぽん
 森達夫ぶん、佐伯俊男え/福音館書店/1980年
 \600  

何かを決めるのにとても便利な「じゃんけん」。子供達はもっぱら遊びの順番決めに使います。でも、後出しやずるっこはダメ。平等なじゃんけんという方法を通じて、子供達に遊びのルールを教え、世の中の仕組みまで少し覗かせるユーモラス絵本。イラストがあの佐伯俊男氏だと思うと、なんだか余計に魅力的。どこかひねた子供の目つきが可愛いです。

 
 
lo06
 迷宮へどうぞ
 種村季弘 文、川原田徹ほか絵/福音館書店/1989年
 \600  ■sold

世界中にある迷宮や伝説について、その魅力や不思議をわかりやすく説いた一冊。ギリシア・ミノタウロスの迷宮、フランス・シュヴァルの宮殿内の迷宮、他にも世界を迷路と考える思想や、すごろくなどの遊びや世界の絵画の中に見る迷宮を紹介。案内人の種村氏によって、子供の知的好奇心に上手に訴える素晴らしい内容になっています。

 
 
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 御殿場線ものがたり
 宮脇俊三 文、黒岩保美 絵/福音館書店/1986年
 \400  ■sold

明治のはじめ、東海道に敷設された「御殿場線」。往時は東海道の重要な足だったこの御殿場線をしのび、日本の鉄道の歴史や未来に思いを馳せる物語。この種のテーマには欠かせない作者である宮脇氏が、鉄道に対する情熱と、先人達の苦労へ向ける優しさを見せてくれます。乗り物好きな子供ならきっと目を輝かすでしょう。

 
 
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 宇宙のつくりかた
 池澤夏樹 文、佐々木マキ 絵/福音館書店/1992年
 \700  ■sold

人間って世界って生き物って何?そもそも宇宙ってなに?いつから始まったの?これからどこへゆくのどうなるの? 太古の昔から今に至るまで、形を変えながら人類が常に考えてきた問題を、池澤夏樹が佐々木マキの漫画に載せて、子供たちに向けて出来る限りの誠意を込めて解説しました。素粒子から生命への話は大人が読んでも楽しめ、佐々木マキの類いまれな絵筆の魅力も存分に味わえる、同シリーズ中でも人気の高い一冊です。

 
 
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