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ここでご紹介するのは、人形が主役の書籍や絵本です。絵でもなく、生身の人間の写真でもなく、作り物である人形が被写体となったその独特の魅力をお楽しみ下さい。
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Antonia Fraser/Hachette/1965年
¥4500
古今東西、人形の歴史からデザインまでを華麗にひもといた名著。全世界に散らばるそのオリジナルの姿から、徐々に進化してゆく様が、主にヨーロッパの人形を主体に詳細な解説と共に展開されます。何より素晴らしいのは、抑えた光の中で撮影された数々の人形。そのくすんだ表情、年季の入ったドレス....アンティーク人形と一口ではくくれない、一言では表せない魅力に富んだ姿が、カラー・モノクロあわせて120点あまりも収録されています。中には驚くほど精緻に作られたもの、ぞっとするような美しさを秘めたもの、愛嬌のある微笑みに思わず魅了されてしまうものなど、本当に様々な表情が。幾多の少女達に人々に愛されてきたであろう、ひとつひとつのその歴史を思うだけでも圧倒されてしまう不思議な美しさと迫力に満ちた人形書です。テキストはフランス語。 |
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山田徳兵衛/保育社/1973年
¥800
伝統的な京人形、きめこみ人形、ひな人形。あるいは、新しい人形作家によるモダンな表情の作品や、市井の人形教室を訪ねて愛らしい現代の人形を紹介。この小さな一冊に、70年代当時の日本の人形世界のすべてが凝縮されています。伝統の美に見入られ、現代の洒脱さにハッとする、そんな様々な人形百態が楽しめる本書。著者には人形店社長にして、人形を愛を込めて語る事においては当時右に出る者のいなかった山田徳兵衛氏です。 |
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平凡社/1970年2月
¥1500 ■sold
雑誌『太陽』の美麗な世界の人形特集。「人形の持つ美しさ、愛らしさ、妖しさ…を、さまざまな視点から捕えたガイドブック」とあるように、なるほど表紙の鈍色に光るビスクドールらの憂いに満ちた表情、大森忠のカメラが表現する西洋人形のあやうさ、飯沢匡、瀧口修造、森茉莉ら執筆陣による人形愛、四谷シモンの人形世界…などなど、人形の放つある種の香りにむせかえりそうな、独特の色気に満ちたページづくり。なぜ人は人形に魅せられるのか。豊富な写真と文章で、その謎の一端に迫ってくれる読み応えある号です。 |
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和田絢子/グラフ社/1965年
¥2000 ■sold
劇団女優を経て人形作家として活躍した著者の人形世界が花開いた本書は、グラフ社手芸文庫シリーズの第三弾。冒頭の愛らしいグラビアの数々は時代を超えて魅力を生き生きと放ち、クリアな線で描かれた制作ページの図案などは、それ自体見事なグラフィックとなっています。とにかく人形達がユニークで可愛い!ロシア人形、動物たち、トランペット吹き、そして「みゆき族」人形などが登場するのも時代で楽しい。実用書としてはもちろん、ノスタルジィと少女心に浸れる一冊です。懐かしいあの頃へ。 |
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講談社/1977年
¥2500 ■sold
抱きしめたくなるほど愛らしく、ぞっとするほど美しい。これほどまでに華麗で贅沢で詩情に満ち、全編人形の研究と紹介だけに尽くした一冊はなかなかありません。巻頭には酒井チエと落合恵子によるメランコリックな人形写真詩のページが読者を迎え、美しくどこか寂しげな人形の世界へと導いてゆき、本文では、和洋を問わずアンティックドールの魅力に筆とページのありったけを注ぎます。パリの人形店、おもちゃのふるさとドイツ、愛しく懐かしい市松人形....。ただ機械的に紹介するのではなく、随所に詩をちりばめ、人が人形に抱く様々な感情に光をあてた誌面づくりが心にくい。「人形よ誰に愛されしか」というさりげない一文が、人形好きの心をつかまずにはいられない、オールカラーで贈る手応え十分の大判ムックです。 |
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Les jouets de fil en aiguille | |
Brodard et Taupin(フランス)/1973年
¥1500 ■sold
タイトルは「糸と針のおもちゃ」。楽しみながら縫いあげる事のできる、型紙と詳細な作り方つきの手作り本です。人形そのものだけでなく、可愛らしい動物のぬいぐるみから人形の洋服まで、小さな女の子の好きな世界がいっぱいに詰まっている感じです。内容はフランス語ですが、型紙がしっかりついているので、実際の制作は簡単そう。また、カラフルな配色とポップなデザインは見ているだけでも楽しめます。薄いけれども、手作り本の楽しさに満ちた一冊です。テキストはフランス語。 |
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E.Oestreichほか/Lehrmittel Poessneck/1975年
¥3500 ■sold
こちらはドイツから届いた、子供向けの人形劇の指南書。以前もご紹介した事のある、同シリーズの第1号です。パペットシアターの魅力を伝えるだけでなく、どのように作り、どのように開催したらよいかまでを、それはもう心躍る楽しい可愛いイラストで子供達を導く本書。最初は簡単な操り人形、舞台下から動かす紙人形、多彩な顔ぶれが見所の指人形、腕人形...となかなか本格的なギニョールまで進んでゆき、シンプルなやり方を貫きながらどんどん人形劇の世界が深まってゆく課程は見ていて本当に楽しい。最後は、実際に制作した人形を使って劇を上演するための脚本も用意されており、至れり尽くせりです。ドイツにおける子供達と人形の愛情あふれるつながりも垣間みえる、この素晴らしいテキストは、日本の子供達にもきっと喜ばれるでしょう。テキストはドイツ語。 |
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Sechse kommen durch die ganze Welt | |
グリム童話より/Karl Nitzsche/1979年
¥1800 ■sold
日本では『六人男、世界を股にかける』というタイトルでよく知られる、グリム童話より。1人の男と5人の従者。婿になるか首をはねられるかという賭けのもと、かけっこ好きのお姫様の挑戦を受けて、従者たちが大活躍。というお話の中で、異能力を持つ従者たちが一人また一人と登場する様がどきどき。中世ドイツとおぼしき衣装をつけた男達の人形ばかりですが、背景となる山やお城は切り紙を多用し、晩餐会の場面などのデザインも凝ったもの。一見地味な印象ですが人形のそれぞれが実にドイツらしくて愛くるしいものです。テキストはドイツ語。 |
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Schmusepuppen, Suhlaftiere, Maskottchen | |
Francjk'sche Verlagshandlung発行/1973年
¥600 ■sold
タイトルの「Schmusepuppen」は、直訳すると「いちゃいちゃ人形」でしょうか。小さな子供が抱きかかえ、愛撫し、一緒に眠るためのお人形やぬいぐるみの制作本です。内容はカラーページもなく写真も少なく、実用書の趣が強いのですが、母と子が一緒に作ったかもしれない数々の愛らしい姿は心あたたまるもの。巻末に型紙もつき、簡単でシンプルな手芸の冊子です。 |
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