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著者:長崎源之助/絵:鈴木義治/発行:銀河社/1980年
¥700
東北の雪深い田舎、娯楽の少ない村の子どもたちは話し上手な「ちくたくさん」の訪問を楽しみにしていました。そんななか、ある日悲しい事件がおこります…。時計修理をなりわいとする行商のちくたくさんと、少年アキオの心のふれあいが、貧しい村の風景に小さな花を咲かせる物語。鈴木義治の描く雪景色と田舎の情景が、切なく美しく澄んだ印象をあたえます。
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著者:安野光雅/発行:福音館書店/1981年
¥600
数を愛する画家・安野光雅による数の絵本です。指を使って対象の数をひとつひとつ数える方法を、その美しいタッチで子どもたちに教えます。花、うさぎ、トランプ、独楽など、子どもの立場に立って身近なものを数えてゆく様が優美な絵本。ロングセラーを誇った一冊ですが現在は品切となっているものです。小さめで正方形に近い判型も魅力。
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著者:Ezra Jack Keats/発行:Viking/1996年
¥500
キーツによる愛らしいカウンティングブックです。1は太陽ひとつ、2は信号機二本、3は子どもが三人…というように、素敵な絵とともに10まで数えられる知育絵本。キーツ独特の線と発色が美しくシンプルな魅力ある一冊です。ボード絵本特有の頑丈さも可愛らしい感じです。
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岡野薫子 文、渡辺洋二 絵/あかね書房/1974年
¥1000 ■sold
誰もいない家。残された猫は何をする?どんな事が起こってる? そんな可愛らしい疑問から生まれた猫好きには何とも言えないお話です。お家の人が旅行でおでかけ。お留守番をまかされたタマのけなげな努力と小さな責任感が微笑ましい。渡辺洋二による猫の表情もたまらなく可愛らしく、お家のキッチンの風景なども、絵本のインテリアが好きな方にはぐっとくるはず。とにかく猫好きでなくとも360°愛くるしい一冊です。
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小薗江圭子 文、佐野洋子 絵/フレーベル館/2008年
¥1200 ■sold
"キンダーおはなしえほん"傑作選からの一冊です。お母さんが焼いてくれたクマ型のクッキーがオーブンから飛び出した。その日から"ぼく"とクマはとても仲良し。トランプをしてジャズレコードを聴いて一緒に眠ります...。突然うごきだしたクッキーのクマと男の子との淡々とした交流がとても素敵。小薗江圭子の言葉も素晴らしく、クマの丸いシルエットを描いた佐野洋子の挿絵も優しく美しい。こんなクマが本当に友達になってくれたら...子供でなくてもそんな夢を見てしまいそうな絵本です。二人の幸せな時間がいつまでもどこまでも続きますように。初出は1972年。こちらは近年になって限定復刊された新装版になります。
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井上洋介 / 福音館書店 / 2003年
¥500
「あんなところにもぐりばし」「あんなところにろてんぶろ」…毎回ひとつテーマを決めて、想像力のはばたくままに、見開きページでひとつひとつ楽しい空想を見せてくれる、井上洋介によるユニークな絵本シリーズの一冊。今回は意外なところに意外なものがある…がテーマ。それだけで一冊つくってしまう「絵本ぢから」は実に独創的。子供も大人も楽しめるこのシリーズですが、単行本化はなかなかされないので、ファンには貴重な一冊ではないでしょうか。
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大鹿知子 / 至光社 / 2003年
¥800
可愛い男の子ちゃったくん。そそっかしいのが玉にキズ。今日も牛乳をうっかりこぼして買いに出かけたのはいいのですが…。お話はシンプルながらも、天真爛漫な子供の日常がユーモラスに綴られていて愛らしい。何よりも、大鹿知子による太い線、鮮やかな色、独特の描線の処理など、その挿絵がなんとも言えず魅力的。大鹿ワールドのきらめきがたっぷり詰まった一冊をどうぞお楽しみ下さい。
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谷川俊太郎 作、円池 茂 絵 / CBSソニー出版 / 1979年
¥3500 ■sold
「わたしのなはシモーヌ、わたしはえのなかにすんでいます」…。谷川俊太郎の詩の世界に、濃密な円池茂の絵。一枚の絵の中にあるであろう物語を、その想像と言葉と絵筆の力で持って、この上なく美しい絵本に仕立てました。シモーヌの住む絵の世界。そこには町があってお店があって近所の人がいて、そしてシモーヌにはささやかな夢があって。でも、シモーヌはその夢がかなえられない。だって…。永遠に時が繰り返される小さな町。絵の中の住人は何を思うか。美しくどこかメランコリック。暗がりでそっと開くのが似合うような絵本です。
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安野光雅 / 福音館書店 / 1974年
¥700
くねくねしたまよいみち、どこから出るのが一番早い? 大きく育った樹、枝を使ってまよいみちをつくってみよう。小さな町、はしからはしまでどうやって行ったら一番早く着くかしら? 卓抜した画力とデザインセンスで作られた安野光雅の迷路は見ているだけで愉快で楽しい。登場するこびとたちと一緒に難問に挑戦です。後に「かがくのとも傑作選」にも入り、現在は福音館のすうがくの絵本シリーズに入っている名作の最初の形です。
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加太こうじ/河出書房新社/1972
¥1800
大正7年生まれ、紙芝居作家として、また、風俗や大衆の歴史など様々な分野で著者を残した加太こうじと、大正10年生まれ、切り絵作家の滝平二郎。この二人の出会いによって、大正から昭和初期にかけての日本の子供の遊びや生活を描いた本書が生まれました。春夏秋冬、季節の移ろいにのせて紹介される「あの頃の子供」。花いちもんめ、ほうずき、竹馬、地蔵盆…。お使い、サーカス、薬売り…。それらへの説明の文章の隣に、小さな文字で添えられた加太自身による解説が味わい深い一冊。今はあまりなじみのない風景と思えども、やはり日本人すべてにとって懐かしくも遠い日。加太&滝平の絶妙のコンビネーションによる名作です。
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斎藤隆介/角川文庫/1988
¥500
「雪ん子のゆきは、天と地をまっ白な雪で清める雪のじんじい・ばんばあの一人娘。ある日、じんじいのいいつけで下界に降りたゆきは…」 戦国時代の東北の農村を舞台に、強く生きる農民たちの姿を描いた感動作。暖かみのある方言、農民の苦しみを描きながらも叙情性を豊かに感じさせる筆。助け合う心、自己犠牲のテーマを少年少女に向けて書き続けたこの作者ならではの世界が生きています。滝平二郎のダイナミックな切り絵も素晴らしい。
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三原順/白泉社/1981
¥1200
少女漫画史に残る名作『はみだしっ子』の三原順によるイラスト詩集。本書に登場するのも、その4人組です。独特の美しいイラストに、4人の心を反映するかのようなどこか寂しい詩を添えて、小さな詩集におさまっています。函装も美しく、白泉社のチェリッシュシリーズの中でも名作ではないでしょうか。三原順の世界が好きな方には是非おすすめします。
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斎藤隆介/角川文庫/1976
¥500
「花咲き山」「八郎」「モチモチの木」そして「ベロ出しチョンマ」…人の役に立ちたいという気持ち、周りの人を愛する気持ち、精一杯生きるという事。語り尽くせない想いがこの一冊からはあふれてきます。むかしの東北を舞台にした民話調の雰囲気で、独自の文学を切り拓いた、戦後児童文学屈指の名作と称される斎藤隆介の代表短編集。上に挙げた作品を含め、暖かで少し切ない26編がおさめられています。この上なく美しい挿絵にはもちろん滝平二郎の切り絵。
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斎藤隆介/角川文庫/1976
¥500
「あの子どこの子ちょうちん屋のままッ子…」とからかわれても、内気な性格を乗り越えて、奉公人として職人として成長してゆく少年の生涯を描いた、斎藤隆介による長編少年小説。東北の田舎から江戸へ。お国言葉の響きを文字にのせて、『ベロ出しチョンマ』のような童話世界でも見られた優しさが底に流れます。滝平二郎の切り絵による挿絵がふんだんに掲載されているのも嬉しい。
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編集:童画研究会/きくや書店/発行年不明
¥600
タイトル通り、動物の親子が仲の良い姿を見せてくれる和やかな絵本。猫、ウサギ、象、そしてキリンまで。背景に鮮やかな色を選び、全体的にきっぱりと美しい色目の絵本に仕上がっています。昭和40年代らしい雰囲気のボード絵本ですが、発行年不明なのが残念。
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黒崎義介 文、宮沢章二 絵/フレーベル館/1964年
¥1400
空からすべり落ちた小さな星のぼうやの可愛い冒険の物語。くじらに呑まれて、海賊船に飛び込んで、海の底に沈み、最後は南の島の少年の元へ...そして最後は空に戻ってゆくまでの小さなストーリーを、初山茂を彷彿とさせる美しい色彩の絵で存分に魅せてくれます。観察絵本とありますが、子供はもちろん大人の鑑賞とノスタルジーにも堪えるきらめく作品。昔のキンダーブックはセンスがいいなあ、とやはり思わせてくれる一冊です。簡易な雑誌製本となります。
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Anita Riessほか/Scott,Foresman and Company/1948年
¥4500
「目にする数字」というタイトルだけでは想像できないほど、この絵本は可愛い。遊ぶ子供たち。そのまわりには、木が1本2本、牛乳瓶が5本、10本、このブロックには家が何軒ある?ブランコには何人遊んでる?パレードにはピエロがどれだけいるかしら? すべては絵であらわされ、大人と一緒に「ひとつ、ふたつ..」と小さな子が数えたであろう情景が思い浮かびます。スーツを着たお父さん、きれいなワンピースのお母さん、可愛い子供たちという、古きよきアメリカの家庭の姿もそのまま伝わってくる、当時のイラストも素晴らしい。刊行は戦後すぐの1948年というのが信じられないくらいの状態のよさです。図書館落ち。
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北杜夫 文、和田誠 絵/旺文社/1987年
¥600 ■sold
おばけを見たことのない人間、人間を知らないおばけ。昔はすぐ隣にいたのにいつの間にかそんな時代になっちゃった。そんな時ひとりの小さなおばけが決意します。「人間を見に行こう!」...北杜夫の優しい童話が和田誠の絵によって、淡々としかし生き生きと描かれた透明感のある一冊。人間もおばけもお互いを知ればもっと仲良しになれるのに...寓話としての意味も深い絵本です。和田誠の挿絵が28枚という多さなのも魅力。
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