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sonota
 趣味の本や実用書などを中心に、様々な本をよせ集めたページです。
 画像をクリックすれば更に詳しい情報が見られます。


 
 SNOOPY -スヌーピー- 8冊セット
 すばる書房/1976〜179
 ¥1500  

昭和40年代から50年代にかけて発行のピーナッツシリーズのファン雑誌「SNOOPY」。こちらをばらばらの8册セットで。ピーナッツコミックの翻訳、ファンの声、グッズの紹介、全国のピーナッツショップの紹介、そしてスヌーピーのぬいぐるみが主役となったグラビアなどなど、毎回カラーとモノクロをまじえて盛りだくさんな内容です。映画情報など当時のカルチャーも面白い。なにより、あの頃スヌーピーが大好きだった少年少女たちの熱気がそのまま雑誌に乗り移ったかのようです。サンリオや森永の当時の広告など本筋を離れてのみどころも多い、好きな方にはたまらない?面白さと懐かしさです。 詳細画面で状態の記述を必ずお読み下さい。

 
 
 Norway
 Hamlyn/1979
 ¥2000  

ノルウェイの魅力を紹介する写真と文章の一冊。歴史、工業、スポーツ、言語、政治、宗教に文学、そして女性。ノルウェイの風物や風景を見事な写真でページいっぱいに見せてくれます。テキストは英語とフランス語の併記でノルウェイ語がないのがやや寂しいですが、この国の美しさを堪能するに十分な魅力をたたえています。詳細画面で状態を必ずお確かめ下さい。

 
 
 文藝春秋デラックス
 ユーモアの研究 世界のマンガ
 文藝春秋/1976
 ¥1200  ■sold

冒頭にチャールズ・アダムズのマザーグース(谷川俊太郎 詩)や、ロナルド・サールのカラーグラビア。本文ではウンゲラーやサンペ。日本からは長新太、和田誠、滝田ゆう、久里洋二らそうそうたる面々が豪華なカラーページで...いずれもアイデアや諷刺、お色気などのセンスが命。ストーリー漫画にはない、世界の"マンガ"の魅力を徹底的にみせてくれる楽しい号です。植草甚一や星新一の外国マンガ論など、笑いに関するエッセイが充実しているのも嬉しい。

 
 
ginrei04
 料理のお手本
 辻嘉一/文藝春秋/1958
 ¥1000  ■sold

懐石料亭・辻留の料理長、辻嘉一が、普通の料理を普通においしく食べて欲しいという思いから作った料理指南書。一流料亭のセンスを家庭の食卓へ。序にある小島政二郎による「三度三度のお惣菜をうまくたべさせる奥さんがいたら、その方は最上の料理人だ。そういふ方を一人でもふやしたいといふのが辻留の念願なのだ」という言葉が、この本の料理への愛情を語っています。確かに実際この通りに作れたらどんなに...装幀は佐野繁二郎、口絵のモノクロ写真も扉の紙の色もシックです。

 
 
ginrei04
 文藝春秋デラックス 世界の映画
 文藝春秋/1976
 ¥900  ■sold

冒頭「狐狸庵先生ご推奨」と題して、遠藤周作が西洋映画の美男美女10人を選び、続いて開高健、田中小実昌、手塚治虫らが、そして荻昌弘、水野晴郎、双葉十三郎ら映画評論家らが縦横無尽、映画に込めた情熱を思いのまま語ります。人選が人選なだけに、ただお行儀のよいだけの内容になっていないところが面白い。名画の名場面をサカナに、粋人たちのおしゃべりを楽しむといった風情です。ほか、名作映画ポスターのカラーページや、弁士・松田春翠による『嘆きの天使』の誌上再演などみどころ満載。この文藝春秋デラックスシリーズは本当に贅沢なシリーズだった事を実感します。

 
 
ginrei04
 家庭画報 1962年6月号
 世界文化社/1962
 ¥600  

家庭画報昭和37年6月号。冒頭のグラビアは「洋風おやき」つまりピザのお料理ページ。呼び名が実に時代です。続いて涼しげな「この夏のゆかた」特集ではモデルさんたちの美しさが際だちます。ほか服飾や美容では「夏を呼ぶデザイン」「ロングヘアーのために」、男性ファッションの「雨の日のいでたち」など。インテリアでは「居間の証明」が論じられ、小島信夫による自邸新築記、子どもコーナーに美容相談室、暮しの手引きページもいずれも読み応えあるものばかり。表紙もとても夏らしく美しい風情です。

 
   
 男の家具・女の家具
 崎山小夜子、岩田新吉/平凡社/1976
 ¥800  

家具に男も女もあるの? ヨーロッパを中心に、優雅さと機能性を追求した家具を紹介。椅子、机、戸棚。カウチは美女のためにゲームテーブルは紳士のために...。そう、男には男の、女には女のそれぞれふさわしい家具があるようです。パリに住む男女の部屋紹介、家具がひしめく蚤の市。ヨーロッパ人の家具哲学を披露しつつ、そこに添えられたグラビアの何気ない構図のよさや華やかさに目が惹かれます。人と家具、その文化と歴史。その諸々をハンディな新書でグラビアごと楽しめるお得な一冊。

 
 
 まっすぐに愛して
 サトウハチロー/サンリオ/1974
 ¥800  ■sold

再入荷
詩人サトウハチローが少女に向けて繊細な詩を書き、それに藤田ミラノが絶妙に美しい挿絵を添えています。恋の詩、猫の詩、お母さんの詩...。切なく甘く柔らかな言葉が22篇。サンリオが67年に創刊したギフトブックシリーズの一冊ですが、いずれも読みやすくシンプルな、でもそれだけに贈る相手に気持ちがまっすぐ伝わりそうなイノセントな雰囲気です。冒頭の贈り主の名を書くスペースには「with many friendly thoughts from...」との言葉が。その後は白紙で誰の名前もありません。

 
 
 徹子の部屋
 朝日放送株式会社(テレビ朝日)/1977
 ¥700  ■sold

「徹子の部屋」1976年2月1日スタート。第一回ゲストの森繁久弥を相手に、ジョークあり皮肉あり、ちょっとだけお色気あり...それからは対談の名手として快進撃を続けたのはご存知の通り。この本には初年度の収録から、精選された15人の回が掲載されています。沢村貞子、淀川長治、勝新太郎...それぞれ「聞きたがり屋の徹子チャン」にうまく魅力を引き出されて。徹子さん自身も初々しさが光る、読んでいて実に楽しい内容です。こちらは番組名場面集の記念すべき第一巻。この後、2巻、3巻と続いた人気シリーズとなりました。美麗な装幀には和田誠。

 
 
 ねこ・ねこ・ねこ!
 吉行理恵 詩/西川治 写真/サンリオ/1981
 ¥1000  ■sold

詩人・吉行理恵がつけた優しい詩に、猫写真の大家・西川治がこれでもか、と愛らしい写真で答えます。小さな猫、大きな猫、白い猫、シマの猫...。まさしく、ねこ・ねこ・ねこ一色のミニ写真集。サンリオのギフトブックの一冊です。

 
 
 11人いる! 正続2冊セット
 萩尾望都/小学館/1988,1989
 ¥1000  ■sold

SF少女漫画の金字塔、萩尾望都の「11人いる!」を続も合わせて2冊セットで。内容はもう多くを語る必要はないかと思いますが、何度読んでもその物語構築の完成度の高さ、ふんだんな夢と冒険、そして友情と恋に胸が熱く、いえ締めつけられるような思いを抱く人もいる事でしょう。現在は新たな形で小学館より文庫化されていますが、未読の方は懐かしいナマズマークの本書でどうぞ。

 
 
 手しおにかけた私の料理
 辰巳浜子/婦人之友社/1980
 ¥1500  ■sold

汁もの、焼きもの、揚げもの、煮もの。往年の料理研究家にして辰巳芳子氏の母、浜子氏の文字通り「手塩にかけられた」料理のレシピがずらりと並びます。家庭料理とは、栄養、経済、美味、衛生が第一。そしていかにおいしく作るか食べられるか。当たり前の事を当たり前に追求し続けたある種のすごみも感じられるような、シンプルで美しい料理書。冒頭の「私の手ばなせない道具」ページもファンには必見です。

 
 
 問いつめられたパパとママの本
 伊丹十三/中央公論社/1973
 ¥800  

「空はなぜ青いの?」「おじいさんの頭はなぜ白いの?」「四次元の世界ってなあに?」と、子供に聞かれてうろたえてしまうお父さんお母さんへ、伊丹十三が贈る雑学指南書。回答が見つかるかどうかは別として、その独自の思考の過程を存分に楽しめる不思議な一書です。先ごろ新潮文庫から復刊されましたが、こちらは初出の中公版。大橋歩の表紙が愛くるしい雰囲気。

 
 
 カンビュセスの籤(くじ)
 藤子不二雄/中央公論社/1988
 ¥1200  ■sold

藤子不二雄のもうひとつの代表作である、一連の「SF短編」の珠玉を集めた、中央公論社愛蔵版シリーズの第一巻。神話や歴史上のエピソードから材をとったもの、タイムマシンや超能力を扱った純粋SFもの、インナースペース、奇妙な違和感、もうひとつの未来...800ページを超す分厚いこの一冊に、そのストーリーテリングのセンスと粋を結晶させた決定版。浮遊する夢と現実が堪能できる、一冊だけでも読み応え満点の超傑作です。

 
 
 きまぐれ魔女の物語 
 白石かずこ 文、宇野亜喜良 絵/エルム/1978
 ¥2500   ■sold

由緒正しい魔女の家柄に生まれた、エリーナ、ライザ、マリアンは可愛い三つ子の魔女。まだ新米、おしゃれで美人だが恋は経験不足、でも好奇心旺盛。これは、そんな三人が三様に繰り広げる出会いと恋と魔法の物語です。白石かずこの詩的かつキュートかつ乙女な文章は何度読んでも楽しく素晴らしく、それに輪をかけて見事な宇野亜喜良の挿絵が物語にこれ以上ないほどの効果を与えています。その虹色に輝くイラストを見ていると、これが発行された70年代の少女の本棚の奥の奥まで想像できそう。薄くて洒落ててシックでポップなメルヘンブックです。

 
     
 ペーパームーン '77 4月号
 新書館/1977
 ¥1200  ■sold

寺山修司監修のもと、「不思議な国へのパスポートマガジン」とのキャッチフレーズを掲げ、新書館の70年代をフォアレディースシリーズと共に飾った『ペーパームーン』77年春の号です。特集は「日曜日」。写真のリリカルさ、特集テーマのガーリィさ、全編を貫くカルチャーへの関心と敬意。酒井チエ、高橋睦郎、伊東杏里、宇野亜喜良、萩原朔美、饗庭孝男....寺山人脈に彩られたこれらの面々を見ていると、いかに贅沢な雑誌であったかを実感します。読者投稿欄、書評欄などを眺めていると、70年代の少女世界が濃厚にかいま見られ、一冊だけでも十分に楽しめます。

 
     
 世界味の地図
 星島節子/しなの出版/1969
 ¥900  

発行当時、東京放送(現TBS)ディレクターとして数々の奥様番組を手がけた著者が巡る世界の味の旅。番組のために40日間をかけて見聞した欧州10カ国の料理とその背景を、真摯な目線で丹念にレポートします。イタリアのミネストローネの暖かさ、ドイツのソーセージの見事さ、北欧に見る白夜の料理とは?「世界」といいつつ欧州だけに限定されているのがやや残念ですが、冒頭の可愛らしいカラーイラスト地図と共に、約40年前の日本から見た異邦の味との出会いをお楽しみ下さい。

 
     
 服装の色彩
 千村典生/鎌倉書房/1972
 ¥1000  ■sold

服装の本は、常に時代を反映していて、いつの時も女性の目を楽しませてくれるもの。特に、時が流れてから振り返るファッション本は格別の味わいがあります。1967年初版発行の本書は、ドレスメーカー女学院いわゆる「ドレメ」の教授であった著者が、服装とは切っても切り離せない「色」について論じた一冊。伝統的な服飾から現代的なファッションに切り替われば、それまで以上に色が重要となる、その理念のもと、色の基礎から実際の応用にまで精緻な理論で書き下ろした実用書。洋服と色を様々に当てはめたパターンページは鮮やかで美しく、そして今の着こなしにも参考になりそうな可愛らしさがいっぱい。当時は女学院の生徒さんたちがこれを授業に使ったかも、と思うとなんだか楽しくなります。

 
   
 小サナコイビト
 トシコ・ムトー/カバヤ食品/1982
 ¥700  ■sold

のっぽのタローとおちびのハナコ。二人のほのぼのとした恋人ライフと、その周りをうろちょろする奇妙な友人たちの不思議な四コマ漫画集。とにかく、寝ても醒めても熱愛中の主人公二人が可愛い!いったい何度キスをするのか、どこまでもいつまでも何があっても見つめ合うこの愛すべきキャラクターには脱帽です。作者のトシコ・ムトーさんのユーモアとセンスが楽しめる本書は、カバヤマスカットキャンディのCMキャラクターであった主役二人の数少ない晴れ舞台。KCコミックス版とは別の、カバヤ食品から限定で発行された愛蔵非売品で、こちらはその第一巻になります。

 
      
 子ねこ
 本多信男/山と渓谷社/1984
 ¥800  

タイトルの通り、子ねこ、子ねこ、子ねこ!一色の本書。ある猫の家族を、その子ども達を中心にひたすら撮影した、シンプルで可愛らしく優しい写真集です。遊ぶ姿、鳴く姿、眠り込む姿... 時にはまるで、舞台の役者のように見事な構図で見る人の目を細めさせるのは、写真家の絶妙な技術。そして猫への愛。写真家自身の家に住まう猫たちを撮り続けたものだそうですが、顔の多少の汚れもそのままに、ヒゲの一本一本まで子ねこの愛らしさと生命力がみなぎる一冊です。冒頭エッセイには今江祥智。

 
      
 日本の菓子
 現代教養文庫(社会思想研究会)/富永次郎/1961
 ¥1000  ■sold

昭和36年に教養文庫の一冊として出された和菓子の本。北海道から九州まで、戦前から戦後に至るまで、約300にのぼる和菓子が網羅されており、本文を読むだけで菓子による諸国漫遊が出来るほど。京都河道屋の「そばぼうろ」、倉敷の「村すずめ」、北海道のチョコレート....そのほとんどを一度は口にしているという著者が描くラフスケッチも、菓子と共に味わい深いもので、お菓子のプロではないからこその素朴な視点が魅力です。ずっと変わらぬ菓子もあれば、今では途絶えた菓子も中にはあるはず。古びたカラー写真も当時の雰囲気がしのばれ、挟まれる風景写真からはつい時代を読みとりたくなる一冊です。 ※クリックして状態の記述を必ずお読み下さい。

 
   
 アンクル・トリス交遊録
 柳原良平/大和書房/1976
 ¥500(今回限り送料込み)  ■sold

ご存知往年のサントリー(旧 寿屋)宣伝部。開高健、山口瞳、そして柳原良平らを擁し、日本の広告界の夜明けを切り開いてゆきました。本書は、そこでイラストレーターとして活躍した柳原氏が生み出したキャラクター「アンクル・トリス」を軸に、当時の交遊を思い返した回顧録。開高、山口らの思い出はもちろん、自身が寿屋以外でてがけた仕事の話は、当時の日本の広告界・グラフィック界を知る重要な手がかり。伝説の生き証人による名著をぜひお楽しみ下さい。 ※詳細ページを必ずご覧下さい。

 
   
 小説より奇なり
 伊丹十三/文藝春秋/1979
 ¥700  ■sold

「談話の活字化に於ては日本一の定評ある著者」と表紙の細かい文字にもあるように、奇才・伊丹十三が卑近なテーマを元に、各界(主に文筆業)の著名人から証言や本音を引き出した、インタビューというより「聞き取りルポ」。あるページではある人の近況を聞き、あるページでは正体不明の主婦二人が出産時の苦労を語り。そして全編を貫く、何をおいても必読なテーマ「男の毛髪」では、各人の絶妙の話術、そしてそれをまとめる著者の才能がいかんなく発揮されています。近頃立て続けに伊丹氏のエッセイが復刻されていますが、こちらもそうなる前にぜひ初出の形で。

 
   
 コーヒー&スナック
 高島君子/大泉書店/1974
 ¥700  ■sold

木村コーヒー(現キーコーヒー)の取締役兼コーヒー教室室長として当時活躍していた著者の、コーヒーとスナック指南書。本当においしいコーヒーとは。そしてお客を満足させるスナックとは。豊富な図版と共に、詳細なメニュー解説と調理法が丁寧に綴られます。喫茶店を経営する人たちに「コーヒー教室」を開いていた事でも有名な、木村コーヒーらしい誇りと細やかさで、人々の憩いの場であるこれらのお店の向上を願った好著。今の時代や家庭でも通じる技と知識がいっぱいです。ちなみにこの場合の「スナック」とは軽食の意味ですね。スパゲティ、サンドイッチ...昔懐かしい喫茶店の味が甦ります。

 
     
 ユリイカ81年9月号
 ウディ・アレンの奇妙な宇宙
 青土社/1981
 ¥600  ■sold

特集は「ウディ・アレン」。その奇妙な宇宙と題して、淀川長治、常盤新平、川本三郎、野田秀樹ら豪華な面々がこの映画人に敬意を表しつつ健筆を競います。その人物像を研究することで「マンハッタン」「アニー・ホール」「インテリア」などなど、名作を更に楽しむ視野を広く身につけることの手伝いを、これら映画狂人らが手助けしてくれます。特集以外では、矢川澄子、種村季弘らが寄稿。

 
   
 ティファニーのテーブルマナー 
 W.ホービング/鹿島出版会/1970
 ¥500  ■sold

今もロングセラーを続ける『ティファニーのテーブルマナー』邦訳の最初期の版です。正式な場でのフォークとナイフの使い方、お料理の出てくる順番、それぞれの食材の正しい食べ方、そしてその場にかなった態度。ティファニーのショップで銀器購入者にノベルティとして配っていたのが最初という、この可愛らしいマナーブック。洒落たイラストが雰囲気を盛り上げ、本当に「粋な本」という呼び名がふさわしい一冊です。中のイラストなどは今の版と同じですが、ダストジャケットはデザインが異なります。

 
   
 トランプのいろいろ・私のコレクション 
 鳥居市松/私家版/1982
 ¥1000  ■sold

「トランプが好きで集めているうちに1500個ものコレクションになってしまった」という、在野の一コレクターである鳥居氏が発行した私家版のトランプコレクションお披露目本です。ここには、水滸伝トランプや造船会社トランプ、ダイアナチャールズご成婚記念トランプなど面白い宝物がいっぱい。氏いわく、コレクションの対象にしているのは「表面のキングやクイーンのデザインが異なるもの」「国別に珍しいもの」「高価なアンティーク以外」..などなど。その独特のトランプ哲学と遊び心とコレクターの執念が凝縮された、一種変わった雰囲気の本書。48種に及ぶコレクションはすべてフルカラーで印刷されており、見て楽しむのはもちろんデザインの点からも面白い資料になるに違いありません。

 
     
 大発明物語 
 中原佑介/美術出版社/1975
 ¥2200  ■sold

ダヴィンチが描いた飛行機械の夢から始まり、17世紀、18世紀、そして大発明の時代19世紀20世紀へと、偉大かつ幻惑的な発明の歴史をひもとく本書。中原佑介の『美術手帖』70年初頭の連載をまとめたものです。自動人形、永久機関、幻灯機や映画のイリュージョンなど、はかなく時にはどこか怪しい雰囲気もまじえ、実現した夢、しなかった夢も等しく人間のアイデアの素晴らしさの象徴としてその魅惑を伝えています。モノクロですが図版も多く美しいデザイン。その装幀と凝ったページデザインは共に福田繁雄です。

 
     
 ぼくのBBB 
 諸井誠/音楽之友社/1974
 ¥800  ■sold

音楽家にして評論家の諸井誠が、 "マコトニオ・モンロイ" なる変名で73年に「レコード芸術」に連載した、エッセイともフィクションともつかない奇妙な音楽評論集。タイトルの「B.B.B」とは、著者の敬愛するバレンボイム、ブーレーズ、バーンスタインの頭文字。この頭文字遊びを筆頭に、周りの紳士やカワイコちゃんたちを巻き込んで、モンロイ氏の軽妙(C調?)な語り口が冴え渡り、クラシックをカジュアルに伝える面白い効果を上げています。さらには、イラストや写真のそれぞれのレイアウトやデザインがポップに凝っているのも時代で嬉しい。音楽だけでなくその他の芸術や哲学など、色んな要素が登場する魅力ある異色のエッセイ集です。

 
     
 珍本古書(カラーブックス) 
 高橋啓介/保育社/1979
 ¥1200  ■sold

芹澤けい介の装幀本を皮切りに、私家版、限定本、珍本、超稀少本などばかりを、よくもこれだけ集めたという宝物開陳の本書。三島由紀夫の豪華本、池田満寿夫の初期本、恩地考四郎の装本、棟方志功の珍本....限定10部、木箱入り、象嵌装本.....ああもう書き切れません。著者は在野の人でありながら、限定本に魅せられ生涯を送った古書の粋人。本好きにはこたえられない、また羨ましくて仕方のない?しかし真似したくとも真似られない、鬼気迫る本書。これ自身が一種の珍本と化した、カラーブックスの中でも群を抜いて読み応えのある一冊です。

 
     
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 若い人のきもの入門 全5冊 
 村林益子 監修/大門出版/1972
 ¥2000  ■sold

「"きもの" という言葉を聞いて、家庭でのくつろぎ着、ちょっとしたおでかけにも気軽に手を通せる、おしゃれなふだん着..を是非思い浮かべて欲しいのです」という著者の願いは、若い人にも若い人だからこそ、気後れせず着物を着て欲しい、という本書の願いでもあります。着物の良さを分かるには、ふだん着として着こなしてこそ。この本では、帯選びから、襦袢、小物、着た際の優雅なマナーまで、「着物を着るとは」というテーマに沿って、事細かにヤングレディ達を指南します。近頃の着物再発見の波で興味を持った方も、既に着こなしている方も、この本を読んで基本に立ち返る事がきっとできるのでは。若い娘さんたちの美しい着物姿もふんだんに掲載され、昭和40年中頃に発行されたこの5巻シリーズは、オーソドックスなでも素朴で可愛らしい着物世界が肩ひじはらずに楽しめます。

 
     
sonota45
 きものの本 
 塩月弥栄子/光文社新書(カッパホームズ)/1974
 ¥500  ■sold

『冠婚葬祭入門』で、失われつつある日本の礼儀と心を扱った著者が、同じくカッパホームズから出版した「着物のほん」。日本女性の古来本来の美しさを取り戻すために、「どう買う、どう選ぶ、どう着こなす」の副題通り、着物に関するノウハウ・儀礼が豊富に詰め込まれています。文字中心ですが、それだけ詳しい知識がぎっしり。裏千家の出である誇りと矜持を持って、和の美を問うた、ビギナーから上級者までに向けた一冊です。でも裏表紙にある板東三津五郎氏の「よせがき」が、親しいとはいえちょっと弥栄子さんに失礼な内容のような...のが面白いです。

 
     
sonota44
 住まいの手引 
 森田茂介・洋子/婦人之友社/1970
 ¥1300  ■sold

「人にとって住居とは何を意味するものか」。日々多くの人々の家を設計してきた設計士として、この問いに答えるべく作ったという本書。住まいとはすなわち、そこに住む家族のもの。この本では、何人暮らしかお年寄りはいるのか新婚か...そういった事も視野にすっぽりと収め、それぞれに合った住居を多数の事例と共に紹介してくれます。ひとつの家が出来てゆく課程や、生活様式の統計、台所の使い勝手や収納まで、「住まい」というものを様々な観点から細部まで語り尽くす。そしてこの本が著されたのは昭和1964年。高度経済成長も落ち着いた、昭和の真ん中の住宅風景を知る上でもとても興味深い、かつ各ページのレイアウトもとても美しい、愛すべき一冊です。
 
     
sonota43
 世界のおばあちゃんから 娘たちへの伝言 
 兼高かおる 監修/1978
 ¥800  ■sold

世界を旅するレディ・兼高かおるさん監修の可愛らしい女の子ブックです。といっても登場するのはみんなかつて女の子だった世界中のおばあちゃんたち。ロンドンに住む貴族の老婦人、自然いっぱいのデンマークに住むおばあちゃん、ドイツで民宿を営む主婦の鑑のようなおばあちゃんなど、7名の素敵なレディ達がそれぞれ生きる喜びや人生のちょっとしたコツを教えてくれます。それはすべての見知らぬ若い娘たちへ、そしてその向こうにいる次の世代たちへと受け継がれるもの。みんないくつであっても、女の子でありレディであり時にはおばあちゃんなのかもしれません。下着メーカー・ワコールが発行した非売品のギフトブックです。
 
     
sonota42
 素敵な子猫チュッチュ パリの休日
 二見書房/相良眞二郎/1980
 ¥1500  ■sold

猫の大好きなカメラマン相良さんが、子猫を主人公にして、世界の都市で物語をつくってゆく写真シリーズのこちらはパリ篇。とにかくマドモアゼル・チュッチュが可愛い!彼女を主体として綴られる子猫ちゃんの心情詩もこれまたかわゆく、当時の少女の心もきっと捉えたことでしょう。発行は80年ですが、70年代らしい乙女路線が色濃く堪能できます。
 
   
sonota41
 素敵な子猫カリン エーゲ海の休日
 二見書房/相良眞二郎/1980
 ¥1500  ■sold

同じく子猫ちゃん写真シリーズのこちらはエーゲ海篇。青い海と白い壁にかこまれたエーゲ海の美しい町を、ぶち猫カリンがお散歩する風景は、洗練されたパリとはひと味違う表情。海辺の少女に抱かれた表紙が印象的です。猫好きだけど猫写真集には興味なかった...という人にもお薦めできる愛らしさ。企画の勝利です。
 


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