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このコーナーに掲載するのは海を渡ってはるばるやってきたドイツの本。東と西に別れていた時代から、ひとつになった今まで、ドイツには様々な魅力を持った 本が生まれて来ました。ベルリン在住、ブックスリパブリック初の海外特派員の協力よりなるこの企画。ドイツ語というあまりなじみのない言語にも皆様にはお つきあい頂いて、私たちの好きなドイツの本を色々とご紹介していきたいと思います。 協力:山田庸子 |
今回は「東ドイツの家庭雑誌特集」です。子供服の「baby」「0 bis 6」「6 bis 14」、ハンドメイドものの「Handarbeit」、そしておまけの一冊。結果、ほとんどが手作りに関するものばかりになりましたが、70〜80年代の東ドイツのご婦人達の知恵とセンスがめいっぱい詰め込まれた誌面は、どのページをめくっても色が溢れていて楽しい。今の日本に住む私たちにも何かのヒントを与えてくれそうです。 ※雑誌タイトルには便宜上ナンバーをつけました。実際についているものではありません。 |
| *これまでの掲載 1 2 3 |
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| Verlag fuer die Frau(旧東ドイツ)/1982 \1000 ■sold こちらも旧東ドイツ時代「SAISON」増刊号の「baby...」です。この号は夏らしく涼しいブラウスや動きやすいお洋服が勢揃い。小さな子供なが ら、やはり可愛らしいのは女の子の服。ピンクを中心にカラフルでファンシーなデザインが魅力です。赤ちゃんのおくるみデザイン集も本当に可愛い!ほか、誕 生日を迎える子供にちょっとした紙製の手作りの贈り物をアドバイスページもあり、その愛らしさには目を奪われます。母と子の愛情あふれる素敵な一冊。型紙 つき。 |
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| Verlag fuer die Frau(旧東ドイツ)/1971 \1000 ■sold 同じく「SAISON」増刊号「ゼロ歳から6歳まで」。タイトル通り、生まれたての赤ちゃんからある程度大きくなった子供達までを彩る可愛い手作りモード 集です。こちらは71年春夏の号。冒頭のおくるみから涼しげな装いで、ページの中程まで続くベビー服の連続が本当に愛らしい。「夏向きの服」ページでは、 小さな子供達のサマーワンピースや半袖シャツが誌面いっぱいに広がります。写真だけでなく、デザインを施した粋なレイアウトも面白く、70年代東欧の気分 が満載。「聞き分けのない子」に対するアドバイス、お誕生パーティーのテーブルセッティングなど、親にとっての実用ページも充実です。※作り方解説はつい ていません。 |
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| Verlag fuer die Frau(旧東ドイツ)/1971 \1000 ■sold 同じく「SAISON」増刊号「ゼロ歳から6歳まで」。こちらは71年秋冬の号です。今号ももちろんおくるみからスタート。シックな色使いが素敵です。 他、快適なコンビの服、子供用のマントやケープ類も可愛い!「冬でも楽しい色を」と題してカラフルな子供服を提案し、冬の屋外での快活な洋服の数々も愛ら しいもの。子供服の合間合間に挟まれる読み物には「就学寸前の子供のテーブルマナー」や少年少女向けコンサートの話題が。「ソビエトの婦人」なんて雑誌の 広告もあったりして、時代と色が溢れた素敵な母と子供のモード集です。別紙に作り方の解説つき。 |
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| Verlag fuer die Frau(旧東ドイツ)/1974 \1000 ■sold 同じく旧東ドイツ時代「SAISON」増刊号「ゼロ歳から6歳まで」。愛らしいおくるみ、工夫を凝らしたよだれかけ、手編みのセーター類を色とりどりに紹 介。どれもレトロなレイアウトと共に独特の魅力ある写真に仕上がっています。子供のための時間や片づけの教育など、保護者のための読み物ページもちらほら ありますが、目が行くのはやはり素敵なキンダーモードです。別紙に作り方の解説つき。 |
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| Verlag fuer die Frau(旧東ドイツ)/1977 \1000 ■sold 同じく「SAISON」増刊号「ゼロ歳から6歳まで」。冬用のセーター類が様々に素敵なデザインを見せてくれる、こちらは77年秋冬の号です。どれも本当 に懐かしくも個性的なデザインで、カラフルさでは今の時代にも負けません。冬のニット、冬の帽子、冬のオールインワン...寒い季節を暖かく乗り切る、子 供に向ける家庭の会いが伝わってきます。全編冬景色に彩られた一冊ですが、巻末には「実用的に快適に」のタイトルで少女達の素敵なワンピース解説もありま す。別紙に作り方の解説つき。 |
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| Verlag fuer die Frau(旧東ドイツ)/1979 \1000 ■sold 同じく「SAISON」増刊号「ゼロ歳から6歳まで」。こちらは夏の号で、すがすがしいサマーニット類がずらり。子供達の笑顔と愛情あふれる手編みニット が微笑ましく紹介されています。水着やサマードレスなどの涼しげな季節のアイテムもいっぱいで、70年代東ドイツの夏の風景に思いを馳せてしまいます。コ ンサートに4才児は連れてゆけるか?など特集記事も欧州らしい。お母さんの手作りおもちゃコーナーも充実で、今号も魅力ある内容です。別紙に作り方の解説 つき。 |
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| Verlag fuer die Frau(旧東ドイツ)/1973 \1000 ■sold 少女が微笑むこちらの雑誌は、同じく「SAISON」誌の増刊号で、子供服の手作りモード集です。対象はタイトル通り「6歳から14歳まで」の少年少女 達。しかし大半はやはり少女服に重きを置いているのが見ていても嬉しいところ。赤ちゃんから幼児へ、幼児から少女へ。ローティーンの子供達がはにかむペー ジは微笑ましい雰囲気です。お母さんと娘が一緒にめくったであろう様子を想像するのも楽しいものです。こちらは73年春夏の号。「夏が来た」のタイトルで 始まる、はじけるような元気な少年少女達の姿が素敵で「楽しい水遊び」「雨空の下で」など、水に関するファッションも面白いもの。変わったデザインのロー ソク紹介ページもあったりして、とりわけ活動的でカラフルな一冊。別紙に作り方の解説つき。 |
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| Verlag fuer die Frau(旧東ドイツ)/1974 \1000 ■sold 同じく「SAISON」誌の増刊号「6歳から14歳まで」。こちらは74年春夏の号です。水着を着て水辺に遊ぶ、冒頭の子供達の様子から始まり、全編快活 でスポーティーでカラフルな夏が満載。幼い子供達もキュートですが、やはり少女達のパワーは絶大。彼女達の身につけるどの服も本当に魅力的です。一人の少 年のソビエト旅行のルポページなど、東欧らしい話題も。しかしそのあまりのビビッドな誌面に、時代と国を忘れてしまいそうです。別紙に作り方の解説つき。 |
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| Verlag fuer die Frau(旧東ドイツ)/1976 \1000 ■sold 同じく「SAISON」誌の増刊号「6歳から14歳まで」。こちらは76年春夏の号です。「暑い日のファッション」「サマーニット」「縫って編んで素敵な ワンピース」など、興味深い少女ファッションがいっぱい。特に、懐かしい少女たちの姿が見られる、ニットワンピースのロマンティックなグラビアが素晴らし い!子供の映画体験やスポーツなどの読み物記事に加え、「入学式の日に」というおしゃまファッションも愛らしく、みどころの多い一冊です。別紙に作り方の 解説つき。 |
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| Verlag fuer die Frau(旧東ドイツ)/1978 \1000 ■sold 同じく「SAISON」誌の増刊号「6歳から14歳まで」。今号は78年春夏の号で、冒頭から紹介されるサマーニットもぐっとおしゃまに大人っぽい雰囲気 です。可愛いステッチののカーディガンやニットのタンクトップなど「編み物バリエーション」のタイトル通り、豊富なグラビアが目に楽しい。クリームイエ ローや水色など、夏らしいさわやかな色に満ちた、ローティーンらしいすがすがしさが感じられます。巻末の「一度の裁断で6枚のスカートを」のページもユ ニーク。別紙に作り方の解説つき。 |
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| Verlag fuer die Frau(旧東ドイツ)/1974 \1000 ■sold 「handarbeit(ハントアルバイト)」=ドイツ語でそのまま「手仕事」という意味を持つこの雑誌は、70年代東独の女性達の暮らしの知恵にあふれ ています。この号は74年最初の号。食卓を彩る色とりどりのテーブルセンターを皮切りに、生活を少しでも明るく快活にすごそうという工夫が随所に凝らされ ています。オリジナルにペイントした手作りインテリアあり、手作りアクセサリーあり、刺繍入りパンタロンあり、イースターのための手作り卵入れあ り.....。時代も国も政治状況もまったく違うけれど、女性達の心はどの国も同じなのかもしれません。眺めるだけで楽しいシリーズです。作品の一部型紙 つき。 |
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| Verlag fuer die Frau(旧東ドイツ)/1974 \1000 ■sold 「handarbeit」74年第2号です。冒頭はパッチワーク。沢山の布をつぎ当てたシンプルでカラフルな素朴さが魅力です。「夏らしいモチーフ」とい うタイトルでは、テーブルクロスやセンターに施す涼しげなクロスステッチなどの刺繍を指南。更には超力作のタペストリーや、かぎ針編みのクッションがリビ ングを美しく飾り、これまたかぎ針編みのキュートなチューリップハットやハンドバッグ、サッシュが主婦のおしゃれを彩ります。女らしさとカラフルさが手作 りの楽しさを伝える素敵な一冊。 |
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| Verlag fuer die Frau(旧東ドイツ)/1974 \1000 ■sold 「handarbeit」75年第1号です。冒頭は「一番小さい者のため」 と題して、生まれてくる赤ちゃんのために母となる人が用意できる手作り品を提案。手編みの小さな天蓋用布にベビーベッド、毛布に施された縁取りが何とも言 えず愛らしい。カラーページでは、花柄モチーフの刺繍の図案を紹介し、テーブルや窓辺、家中のありとあらゆる所が花で埋まってしまいそうな勢いです。モ チーフつなぎの編み物や紐づくりも美しく、最後は木工品までたどり着いてフィニッシュ。華やかでキュートな充実の内容です。作品の一部型紙つき。 ※クリックして状態の記述を必ずご覧下さい。 |
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| Verlag fuer die Frau(旧東ドイツ)/1976 \1000 ■sold 「handarbeit」76年第3号です。必ず花模様のステッチページがあるのはどの号も同じですが、今号のそれは一際エレガント。食卓やリビングに優 しい花の香りをふりまきます。「ひとつの図案で作品をふたつ」のコーナーでも素晴らしくキュートな色と技が展開され、素材の違うもの同士を組み合わせた作 品はユニークで、手作りバッグのモードページではそのシックさにうっとり。どれかひとつでも挑戦できたら素敵でしょうね。作品の一部型紙つき。 |
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| Verlag fuer die Frau(旧東ドイツ)/1977 \1000 ■sold 「handarbeit」77年第3号です。「デコラティブなモチーフ」では大小のテーブルウエアに華やかな大輪の花を咲かせ、「手染めの布」ではビビッ ドな楽しさを、他キリムや子供部屋の絨毯など、今号は布ものを大特集です。中ほどの特集記事では「人形に必要なすべて」として、お人形たちの服やベッド、 乳母車に至るまでを紹介。母と娘の手作り心をも刺激する素敵な内容です。最後は暖色系のシックなモードページで締めくくり、冬に向かう秋の楽しみを手作り によって提案しているようです。作品の一部型紙つき。 |
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| Verlag fuer die Frau(旧東ドイツ)/1977 \1000 ■sold 「handarbeit」77年第4号です。小さなテーブルセンターの美しさを冒頭に、今回も優雅な布もののセッティングがふんだんに。特に、テーブルウ エアに施すクロスステッチの見開きはとても優美でキュート。手作りのウエストポーチ、ステッチを施したスカートやフードつきブラウスなどカジュアルな ファッションの他にも、「大きな事のための小さな物たち」というクリスマスの小物づくりにカード作品など、季節感あふれる号となっています。作品の一部型 紙つき。 |
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| Verlag fuer die Frau(旧東ドイツ)/1977 \1000 ■sold 「handarbeit」78年第3号です。白を基調とした布に淡い色のステッチを施したテーブルウエアが美しい。そしてウールで編んだ敷物やひさかけの 数々には、懐かしいおばあちゃんのぬくもりとでも呼べそうな暖かさが満ちています。様々な素材で作った壁掛けは野暮ったいくらいが可愛らしく、編み込みベ ルトやベレー帽などのおしゃれページも充実です。人形づくりのページもあり、大人と子供を喜ばせる工夫が随所に見られて見飽きない号。作品の一部型紙つ き。 |
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| I.Koch、R.Fetzer/Verlag fuer Lehrmittel Poessneck 発行(旧東ドイツ)/1987 \2500 ■sold 最後は雑誌ではなく、愛らしくもしっかりした小さな女の子向けの手作り本です。タイトルは「縫って・かぎ針編みして・(本格的に)編んで」というところで しょうか。最初の針と糸編では、身近にある布を使って可愛いステッチや好きなマークなどを縫い取り、次のかぎ針あみ編では、小さなポシェットや髪飾り、鍋 つかみに人形のお洋服など多彩な小物づくりにいそしみます。最後の編み針を使った本格あみ物編では、更に高度にマフラーにクッション、ベッドカバーなどの 大物にまで達します。オールカラーの可愛くクリアな写真で女の子の手作り欲をそそり、少しずつ難しい課程を歩んでいく仕組みなのが実用的。しっかりした実 技のページとそれに寄り添うキュートな数々の作品群は、見るだけのこちらの心もつかまれてしまいます。 |
| いかがでしょうか。主婦や少女たち、それぞれ立場は違い
ますが、「身近なものを何か自分で作りたい」という気持ちは女性なら(女性でなくとも)誰にでもあるもの。それには国境なんてないですね。実際に作る作ら
ないは別にして、手作りに関する本ってどこの国のものでもやっぱり面白い。今回はおまけページはお休みですが、ベルリン発、楽しいフリーペーパーの紹介
ページを上にもうけました。どうぞご覧下さい。(04.9.29) | ![]() |