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酒井駒子の名を初めてしったのは『よるくま』だったか『ぼく おかあさんのこと...』だったか....とにかく子供のシルエットを描かせればいま世界
でも十指に入るのではないかしら、とまで思ってしまう。(世界のすべての描き手を知っているわけではないとはいえ)少なくとも私にとっては不動の一位。う
つむく表情、見上げる表情、笑う、泣く、駆ける、風に吹かれる....厚みのある塗りなのに、さらりと透明感のある絵柄で描かれた子供達は、いつもどこか
夢の中を漂っているかのよう。そしてその夢の背景は黒。色彩の美しさと沈んでゆくような感触の絶妙さには、思わず息をつめてしまいます。似たような雰囲気
が他にどれだけ多くても、見る人の胸をどこかハッとさせる絵はほんの一握り。そういったものを描けるというのは、すごいことだしオソロシイことだと改めて
思います。(03.10.20) |
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「金曜日の砂糖ちゃん」 酒井駒子 / 偕成社 / 2003年 |
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