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店主日誌
  '06 7月


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06.7.25
ようやく曇天ながら雨あがる。
久々に大型書店へ。しかし、自分の荷物を本の上において立ち読みする人はあれはいったい何なのだろう。老若男女問わず存在する。時には食料の入った袋まで。雑貨屋や洋服屋では見られないので、平面ゆえ物が置きやすい本屋だけの現象でしょう。あるいは本の持つ廉価性と身近さがそうさせるのか...いずれにせよ、売り物としての本をなめているし、そういう行為のせいで本が損なわれるだけではなく、他の人が下敷きになった本を見られないという想像力を働かせてほしい。自分の部屋ではないのだ。これって乗り物で横の席を荷物でふさぐ心理に似ているかもしれない。だめかな、でも言われるまではいいだろう...という。いや、この場合はそれ以上に無意識だろうからもっと悪い。本が可哀想だ。怒りでした。
怒りをひとまず置いて読んだ本:『黒いピエロ』(R.グルニエ、山田稔 訳/みすず書房)。二冊立て続けにグルニエ。絶版のものも読みたい。



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06.7.24
雨模様は変わらず。
祇園祭も下鴨神社の足つけ神事も関係ない暮らしです。ちょっと寂しいかも。
さっき読み終わった本:『六月の長い一日』(R.グルニエ、山田稔 訳/みすず書房)。今月初めに買ってようやく読み始め、薄い本なのに三日ほどかかった。翻訳の妙をゆっくり味わいたかったから。久々の小説を堪能。



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06.7.23
雨また降り続く。ちょっとつらくなってきた。
大阪だけでやっている番組「ほんわかテレビ」で、出版社の大日本絵画をレポートしていた。サブダの日本語版や日本人作家の新しいしかけ絵本など、昔からしかけ絵本を出し続けているこの版元に短時間でも迫ってくれた。こういう特集があるからこの番組は面白い。コントはくだらないんだけど。
買った漫画:『女はつらいよ』(業田良家/小学館)。漫画で久々に笑った。やっぱり漫画はこうじゃnight。



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06.7.19
午後には雨あがり、しかし鴨川の増水がすごい。
国立近代美術館へ「藤田嗣治展」を観に行く。「動物宴」「ラ・フォンテーヌ頌」に使われた額ぶちに感動して見入る。目録を読めば藤田手製とのこと。なんて素敵!最後の部屋、藤田が身の回りの瓶や箱にペインティングをほどこした日用雑貨たちもよかった。本当になんて素敵!
この世で最も美しいもののひとつ。葵橋から北山に向けての鴨川の眺め。今日は雨上がりのためか夕日の色がかすみがかかったようにぼやけ、増水した川の流れのごうごうという音がそこにかぶさり、何とも言えなかった。あまりの美しさに、青年が携帯で撮影していた。私は目で。



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06.7.18
ざあざあとすごい雨。雨だれ。
ここ数日あれこれと新マックをいじくりまわし、ようやく新しい法則にいくつか慣れ、新事実を数個発見しました。伸び伸びだった「ドイツの婦人誌特集」、今月中には必ずスタートさせます。
「みたよんだ」をなぜか立て続けに更新しました。



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06.7.17
雨が降り続いて涼しい。
定期購読している「出版ダイジェスト」。参加している版元のニュースが交代に掲載されている。7/1号の巻頭コラム、山口昌伴氏の「消えた乾物箱」が面白かった。我が家も乾物箱ならぬ乾物引き出しはあります。
いま読んでいる本:『シャーロック・ホームズの履歴書』(河村幹夫/講談社現代新書)。好きだからつい手が伸びる。



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06.7.16
昨日から雷がすごい。お風呂の中で一人で雷鳴を聞いているとなぜか落ち着いた気分に。聞けば、雷による放電は人体によい影響をもたらす事もあるのだとか。生命誕生には雷の電気がかかわっていると言われているからなのだそうです。
雷と言えば、池波正太郎『剣客商売』の中で「あれ雷(らい)さまだ、梅雨があけるよう」というセリフがあった(細部うろ覚え)。それで、雷が激しくなると梅雨があけるのだな、と私は覚えました。それであってるのでしょうか。
買った本:『扉の国のチコ』(巌谷國士、上野紀子、中江嘉男/ポプラ社)。瀧口修造へのオマージュ絵本。それは別にして、こういう雰囲気の絵本は小さい頃好きだった。むろん今も。



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06.7.13
本当に暑い。本当にじめじめ。
読みたい本、読まねばならない本が山積みでなんだかつらい...でも嬉しいような気もします。



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06.7.6
梅雨って6月のうちに明けるんだと思ってました。
新しいマックに慣れないことと、様々なことどもが重なり更新がおろそかになっています。申し訳ありません。今月中にはいろいろ行いますので、また是非見てやって下さい。
ここ数日で買った本:『水精』(花輪和一/ぶんか社)、『六月の長い一日』(R.グルニエ/みすず書房)、『半日半夜』(杉本秀太郎/講談社文芸文庫)、『網野善彦を継ぐ』(中沢新一、赤坂憲雄/講談社)、『いろいろの記』(春山ゆふ/京都のミニコミ)、『さんさん録2』(こうの史代/双葉社)、『考える人 2006年夏号』(新潮社)。 ストレスからか金がない割にはようけ買ってしまいました。
ここ数日で読んだ本:『新書百冊』(坪内祐三/新潮新書)、『「論語」を、いま読む』(井波律子/編集グループSURE)、『9条どうでしょう』(内田樹ほか/毎日新聞社)。 小説を最近読まない。





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