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店主日誌
  '06 10月
 

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06.10.31
風邪をひいて一日閉じこもり。お天気はよさそうでした。
今日の一書:『日本の人形』。人形評論家(というのでしょうか)の山田徳兵衛著。トツパンの人形絵本の監修など、この人の人形への愛はどの著作をみても伝わってきます。
一日一書、10月の巻は今日で終わりです。また特集いろいろはじめてみますので、これからもどうぞよろしくお願いいたします。



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06.10.30
昼はとても暖かい。でも赤い葉っぱを見ました。
喉がだんだん痛くなってきた。暖かいと思って油断していた。私の弱点は喉なのです。
今日の一書:『男の家具・女の家具』。写真がよい本。家具は重厚なものはなるべく避けたい。
読んだ本:『狐狸庵交遊録』(遠藤周作/河出文庫)。お風呂で読んでいたら、しおりにしていた帯を湯に落としてしまった。ああ。



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06.10.29
夜になれば寒い。徐々に冬がやってきます。
今日は実家の寺で年に一度の法要が。一日寺で過ごした日。本堂の柱の影に、小さい頃の遊びの時を思い出します。今は甥姪がそこにいます。
今日の一書:『ふしぎないきもの』。パツォウスカーはやっぱりいいな。夜になにか不思議な事が起こらないか待っているのは、子供だけではないのでしょう。



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06.10.26
ちょうどよい天気。でもあまりにも寒くないのでモノ足りない。
日ハムが優勝した。新庄がこんなにも饒舌なスターになっている事にあらためて驚く。92年、阪神で初ホームランを打ったときから輝いてたけど、当時は本当に話す事も下手な青年だったのに...あれから14年。しみじみするよ。
今日の一書:『ONDORI クロスステッチ1』。刺繍のテクニックも作品も良いのですが、やはりそのセッティングに目がいきます。昭和49年刊行。



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06.10.25
晴れと雨の交互。肌寒くなってきました。
話題になっている、高校での必修科目履修不足。自分の卒業高校も名前がさっきあがっていて、びっくりしたというか懐かしかった。私はその科目ちゃんととってました。
今日の一書:『愛のパンセ』。装幀の串田孫一が出した「山のパンセ」と対応して当初出されたとか。装幀がきれいな本というのはやはりいいものです。



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06.10.24
雨つづき。少し気温も下がります。
眠い眠い。人も眠る猫も眠る。猫は毎日死ぬほど寝ています。寝子。
今日の一書:『真夜中のマリア』。装幀が宇野亜喜良なのですが、表紙も裏表紙もまったく同じデザインなのが面白い。裏にはタイトルもちゃんとあって、価格が書かれている事が表との唯一の違い。



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06.10.22
まだちょっと暑い。信じられない。何を着ていいのかわからない。
21日は事情で一日一書を途絶えさせてしまいました。ごめんなさい。
今日の一書:『紙の牙』。松本清張を読んでいると、昭和30年代ってどんな時代だったのだろう、と子供のような感想が湧いてきます。市役所、温泉宿、飲みやさん、みんなどんなのだったのだろう。ストーリーも文句なく面白いが、そういった想像に沈む事ができるのが嬉しい副産物。
最近読んだ本:『文壇アイドル論』(斎藤美奈子/文春文庫)、『文学全集を立ちあげる』(丸谷才一ほか/文藝春秋)



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06.10.20
まーだ暑い。
ささいな事で苛つくのはよくない。ろくな事がない。やめておけ、と思っても苛つくのはしょうがないなーなどと思いながら自転車をこいで町を走っています。
今日の一書:『まっすぐに愛して』。苛つきとは無縁の無垢な本です。あるのはせいぜい不安くらいでしょうか。昨日の『しあわせなちょうちょう』といい、可愛い本連続で。



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06.10.18
自転車をこぐと暑いくらい。それも腹が立つ。
初めての映画館へ行く。二条城を過ぎると急に近未来ぽい建物が。中もダークな照明でますますSFのようで、デッカードが出てきそう。『X-MEN3』面白かったな。もし何かひとつ力を授けてくれるなら、氷つくったり壁を抜けたりするのもいいけど、やっぱり天候を操れる人になりたい。一番荒唐無稽で美しかったのは白い翼が生えてきてしまった人。
今日の一書:『なくてななくせ』。発行から40年という時の経過に思いをはせてしまいます。40年。



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06.10.15
引き続きとてもよく晴れています。
今日の一書:『美術手帖 マン・レイ特集』。もっともらしくコメントをつけてみましたが、本当はよくわかっていません。でもかっこいいなあ、と素直に思ってみているのは確か。当時の美術手帖の構成も筆者もかっこいい。73年の京都の街を想像してしまう。



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06.10.13
とてもよく晴れています。
『ぐっとくる題名』『文壇アイドル論』など、本と文芸に関する本をちらほら立ち読み。
今日の一書:『月世界へ行く』。「月世界旅行」とも訳される本書。解説を読むと、1960年代でも「宇宙時代のいま」と書かれてあるけど、2006年の現代はもっと宇宙時代なのでしょうか。近所の裏路地やそこに点在する食堂などを見ているとそうは思えない。でもその頭上にロケットが飛んだらすてきだと思います。



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06.10.11
明け方、雨の音で目が覚める。猫まどろみ。
今日の一書:『どくとるマンボウ航海記』。また北杜夫ですか、という感じですが、初出の形であるこの単行本が好きです。写真がきれい。



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06.10.10
暑いくらいの秋晴れ、かと思えば深夜に大雨。
今日の一書:『1から100まで数える本』。とにかく大橋正の絵と福田繁雄の装幀がよい、のです。
最近読んだ本:『三谷幸喜のありふれた生活4,5』(朝日新聞社)、『働きマン3』(安野モヨコ/講談社)



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06.10.09
見事な秋晴れ。
今日の一書:『怪盗ジバコ』。中身もさることながら、装幀が好きなのです。『どくとるマンボウ青春記』は座右の書のひとつ。



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06.10.08
気温がぐっと下がり風が出てきます。秋が一気に深まった感じ。
「芋たこなんきん」つながりで。「週刊文春」連載中の安野モヨコの文章を読んでいると、彼女は「いもくりなんきん」が苦手とのこと。つまり甘い野菜(栗は木の実?)。私もまったく同じで、でもそういう人をあまり知らないので少し嬉しくなった。女はこういうモノが好きって誰が言い出したのだろう?
今日の一書:『11人いる!』。はじめてこれを読んだ小学生の頃、もうひとつの宇宙を発見したような気がしました...とは大げさですが、それ以後当然のように萩尾望都作品をあさるように。少女漫画というジャンルでくくるのが失礼、と昔は思ったものですが、やはりこれは少女の漫画だと思います。今の小学館文庫には、短編による続編が数本と、中島らもによる名解説もついていてそちらも捨てがたい。何より一巻本で読めます。



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06.10.07
まだ雨でした。
朝の連ドラを見るのは本当に何年ぶりだろう。「芋たこなんきん」、俳優さんたちの上品で完璧な関西弁が耳に心地よく楽しめます。HPも可愛い。今日の回では、芥川賞ならぬ篤田川賞の候補になったヒロイン。架空の他候補作のタイトルに目が行く。伊藤竜吉『航海士ネルソン』ってどんな小説?
今日の一書:『手しおにかけた私の料理』。ああ料理。あまり得手ではないのですが、こういう昔の料理書の持つある種の気品を見るのは好きです。



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06.10.05
雨ばかり。明日も雨だそうで。
昨日はココで頼んでいた下駄箱が届いた。それまで扉式のものを使っていたけど、靴をしまい込んだまま結局だんだん開けなくなる。ので、オープン式のまさに"下駄箱"という感じのものを購入。一点ものの古びた家具が、それを探していた人のところに届く。それを想像すると、古い家具を売っているサイトって見飽きない。私にとってはこの下駄箱はぴったりはまったパズルのピースなのでした。
今日の一書:『子うさぎましろのお話』。作者の人はあまり知らないけど、挿絵の淡い色鉛筆のタッチが気に入っています。クリスマスクリスマス!



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06.10.03
自転車が気持ちよい季節です。
今日は「三匹の侍」「ローハイド」「告白的女優論」とBS三昧です。「女優論」は以前もBSで観たので二回目。ナチュラルとか言って普段適当な服ばかり着ている自分が寂しくなる70年代のゴージャス。
今日の一書:『はまだひろすけ おはなしのほん』。絵がとにかく可愛く、単純な言葉の繰り返しが日本語の美しさを際立たせます。「たかいやま たかいやま」。



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06.10.02
懐かしい朝夕の冷え込み
小さな部屋がいくつもある家に住んで、家族に内緒で子供のフクロウと子馬を飼い始める夢を見ました。フクロウにはフクロウの部屋、子馬には子馬の部屋があって、それぞれ半地下で小窓があります。子馬に夢中になるあまりにフクロウの事を忘れ、思い出して慌てて部屋に入る。眠るフクロウの頭をなでると「ホウ」と言ってくれたところで目が覚めました。続きがみたい。
今日の一書:『七つの人形の恋物語』。ギャリコお得意のサーカス、見世物、人形劇。虚の中に真実の愛が。大人のロマンチックです。





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