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店主日誌
  '07 6月
 

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07.6.27
雨もなく蒸し暑い。いっそどじゃーと降ってくれる方が緑も気持ち良さそう。

本日、新しい特集をスタートさせました。先のドイツ行きで仕入れた、ミュンヘンの活版工房 Fliegenkopf の手刷りのミニアチュール本です。数年前にはじめてお会いしてその作品と人柄に魅せられ、いつか当店でも扱いたいなあ..と思っていたのがようやく実現。仕入れはやはりあらためて工房にお邪魔してから、と思っていたので随分回り道となりました。なんでいつもこんなに時間がかかるんだろう。

なのに、旅から帰っても多忙にまぎれ、またしても掲載が延び延びになっていたのですが、つい数日前、工房主さんから「お元気ですか、日本の本に載りました」と連絡が。お尻をたたかれたような気がして、慌ててようやく特集の準備を始めたていたらく。細かく美しいデザインは日本人の好みにも合うでしょう。旅を思い出しながらの作業も楽しいものでした。お暇があれば見てみてください。




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07.6.23
梅雨空うせ空気は暑く猫の体温も上昇中。
近日中に、前回の欧州旅行で仕入れた本のコーナーを作ります。ドイツで小さな本づくりをやっている工房の本。3年前に一目惚れしてようやく当サイトでも扱える事になり嬉しい。しかし仕入れから随分あいだがあいたのは、ひとえに作業が何でも遅いから..反省する初夏の一日でした。
読んだ本:『街角の煙草屋までの旅』(吉行淳之介/講談社)。なじみの中華料理店に無愛想で乱暴な所作の女店員が入ったのを見た吉行氏いわく「また手なづけねばなるまい」。手なづけられたい!



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07.6.19
うすぼんやりした天気。雨なし。
町中の大型書店へ。一番奥は、詩歌と海外文学が一緒になった棚。お客さんはだーれもいない(本当にいつも誰もいない)ので背表紙を眺めながら妄想にふけります。岩波文庫の棚はいつ見ても発見があって楽しい。
読んだ本:『懐かしい人たち』(吉行淳之介/ちくま文庫)



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07.6.12
暑い一日。
放っておいた段ボールや袋を整理すると、昔の紙モノがごそっと出て来た。昔の版元のしおり、昔の写真(これは嬉しくない)、昔のノート、などなど。ここ10年ほどのフリーペーパーのたぐいもたっぷり。京都で手に入れられたものに限りますが、こういうのもちょっとした歴史になるかもしれません。
その中から、マガジンハウスの今はなき雑誌「relax」が毎号発行していたフリペも出てきました。あんまり本誌はまじめに読んでなかったけど、いい雑誌でした。このペーパーをもしどなたか欲しい方がいらしたら、さしあげます。メールでご連絡下さい。10種ほどひと揃いで。



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07.6.9
昨日から今朝にかけて、雷鳴・稲光・驟雨!
倉多江美『お父さんは急がない』が好きで普段からよく読み返す。このお父さんは囲碁のプロ棋士。読んでいるとゲームでいいので囲碁がやりたくなります。ちなみに我が家の遠い親戚にはかつてプロ棋士がいたとか。血は流れてるはずなのですが...



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07.6.3
だんだん蒸し暑くなってきた。こわい。
新潮社のウェブページに連載中の東良美季氏のブログ「猫の神様」を不覚にもうっかり読んでしまう。猫に関する文章はあまり読まないようにしているのに...。案の定泣けてくる話がいっぱい。「眠る猫は何故可愛いのか?」。ほんとに。

最近読んだ本:『臘梅の記』(林ヒロシ/編集工房ノア)、『古本暮し』(荻原魚雷/晶文社)、『憑神』(浅田次郎/新潮文庫)。最後のは初浅田次郎。でもファンタジーな時代小説はちょっと口にあわなかった。
下に眠るは黒猫。





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