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店主日誌
  '07 7月
 

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07.7.31
ここ数日は不思議と涼しい。
今日追加したのは、世界のマンガについて。文藝春秋デラックスの中でも豪華感が違います。谷内六郎の作品が素敵。
今日は人生で2度目か3度目の京都・南座へ。両親に連れられ、観るは前進座「法然と親鸞」。寺育ちの習い性か、南無阿弥陀仏と聞こえるたびに、合掌しこうべを垂れたくなるのには我ながら驚きました。



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07.7.28
暑い...です。
今日追加したのは、福音館の月刊絵本。長新太の絵も面白いですが、ことば遊びがテーマなのもユニーク。大人になると言葉の難しさに悩む事もありますが、こんな絵本で言葉の楽しさを取戻す事もできます。
最近、○○大賞とか発掘本とかで文庫本の帯がにぎやか。でも正直、知的なデザインではない。自分が好きだった文庫に、奇妙な惹句の帯がいきなり巻かれているのを見るのは何とも複雑です。本を売るのは難しい。



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07.7.24
まぶしい梅雨明け。
今日追加したのは、久々に創元推理文庫です。独特のサスペンスと臨場感あふれるアメリカの警察小説。作者のベンスンが残した作品はすべてマサチューセッツ州警察が舞台だったそうです。杉浦康平のデザインが裏表紙にまで及んでいるのも珍しくその意味では多少貴重かと。
買った雑誌:『ku:nel』に、最近憧れている「水鉢でスイレンを浮かべるの図」があってときめく。もう一冊は『映画秘宝8月号』。大林映画とマカロニウェスタンの特集二本立てなのでお得で嬉しくて。



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07.7.23
明日は梅雨明け。
今日追加したのは、個人的にも相当好きな児童書。自分のいないあいだ猫は家で何をしているのだろう...猫と暮らす人なら必ず一度は考えるこの疑問がこんなに可愛い本に。お話もさることながら渡辺洋二さんの絵が素晴らしいのです。猫の表情も昭和のお家の風景も何もかも。



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07.7.21
まだなんとかクーラーなしで生きています。
今日追加したのは、マラマッド短編集「魔法のたる」。こちらは角川文庫版で新潮社版もタイトルは違えど同じ内容。でも「魔法の」とつくと何か楽しそう。表紙も素敵だし。中身も純粋に読んで文句なく楽しめる作品集です。短編のよろこび。



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07.7.17
じとじとしっとり時々晴れ間。
昨日お休みした分、今日は絵本に二冊追加です。洋書絵本もよいですが、日本の絵本(翻訳ものも含め)はやはり大事ですね。欧米の古書店よりまだまだ日本の古絵本は発掘しづらいだけに尚更。
DVD。「かもめ食堂」好きですか?私はやっぱり好きなようです。映画館で観て以来久しぶりにDVDを借りてあらためて実感。この映画の良さはやはり、三人の女性が基本的には敬語を使って他者とほどよい距離の取り方をしているところだと思います。清潔感と潔さを感じます。三人のいない厨房、かけられた三枚のエプロンと残された色違いのポットが映る情景がよかった。



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07.7.15
台風一過。
今日追加したのは、野ばら社版・夢二詩歌集。夢二の世界がハンディに楽しめるのも素敵ですが、港やの紙のデザインが使われた見返しや、ジャケットより美しい本体の表紙など、小さいながらも繊細な本づくりが生きている好書です。
お知らせ:16日は一書はお休み、17日に2冊更新します。すみません。



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07.7.12
明け方ものすごい豪雨の音で目が覚める。通勤の人大変だろうな...と思いつつ。
今日追加したのは、イギリスの児童文学。久里洋二の絵がなんといっても魅力ですが、とぼけた発明家のおじさんも好きです。家や家の内部が出てくる絵本にはどうしても惹かれます。
読んだ本:『赤とんぼ騒動』(吉行淳之介/潮出版)。「びっくりした。おれのうちにもう一部屋あったよ」と、麻雀仲間の福地泡介に電話をかけて、どんな豪邸だよと逆に驚かせたというくだりにものすごくなごむ。



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07.7.11
昼間もクーラーがいらない気温なのはとても嬉しい。
今日追加したのは、文藝春秋デラックスシリーズの映画本。グラビアも豊富ですが、執筆者がさすが文春というべき顔ぶればかり。そこらのムックとはわけが違います。
漫画再読:『夢みる頃をすぎても』(吉田秋生/小学館文庫)。作中、同性に恋をしたらしき少女が友人に「あたし、サッフォーの末裔かと思ったわ」というセリフがあって、昭和54年頃の漫画では予備校生同士でこんな会話が交わせたんだなあ、としみじみ。思えば子供の頃から、漫画のこういう何気ない引用や比喩から本当に色んな事を学びました。



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07.7.10
土砂降り。
今日から何度目かの「一日一書」です。中途半端なスタート日ですが、一ヶ月間どうぞよろしくお願いします。今日はラクロワのスクラップブック。コラージュが見事で、写真では伝えきれないのが残念。



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07.7.9
雨雲よ、5時半までこらえてくれーとずっと念じていました。思い通じてよかった。ありがとう、空!
棚にあるはずの本を取ろうとするもその本、棚におらず。それからどれだけ探しまわっても遂に見つからない。ここにこの本がささってるからこっちの棚に移動したのかも、などと自分の行動をプロファイル。でも出てこず。買ったつもりだっただけ?あれもこれも模造記憶?レプリカント?
読んだ本:『疲れすぎて眠れぬ夜のために』(内田樹/角川書店)



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07.7.4
涼しい、と思っていたら夕方の蒸し暑さよ。
頼んでいた雑誌「サライ」吉行淳之介特集、檀流クッキング特集がようやく届く。文人特集は面白い。開高健特集は残念ながら品切れ。いつも出遅れる..。



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07.7.1
やや涼しめ。今年は平年並みの気温とか。
ドイツの小さな活版本特集に色々とご注文やお便りありがとうございました。引き続きよろしくお願いいたします。
教育テレビで吉田秀和の特集をやっている。映像も内容も素晴らしく、やはりNHKはなんとしてもこの国に必要だと思う。だってこの人の特集をする民放なんてありますか。あんな落ち着いた声で映像で。諸問題は別の話だぜ、と我が家は進んで受信料を払っています。鎌倉の自宅、朝ご飯の風景がとてもよかった。ただちに著作が読みたくなる。そして音楽が聴きたくなる。





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