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店主日誌
  '08 2月
 



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08.2.26
終日雨。休みの日。12時間寝た。起きる前、ひどい悪夢をみました。

最近、自分の読んできた少女漫画の事を考える事があります。松田奈緒子の『少女漫画』はまだ読めてないけどその影響かも。そのひとつに、「アメリカが出てくる少女漫画」というのがあって、そのまんまアメリカが舞台だったりアメリカに行ったりアメリカ人が出てきたりする漫画。「少女漫画におけるアメリカ」と言い換えてもいい。

70〜80年代の少女漫画はヨーロッパも多かったけど、アメリカも実によく出てきたような気がする。なかでもアメリカそのものを舞台にアメリカ人が登場人物である漫画が印象深い。ほか日本人女子の留学ものや、ゲイの医者のNY恋物語とか。あと、日本生まれの金髪アメリカ男子が一時滞在者と間違えられ、「英語教えて!」と女の子憧れの目でみられて困惑…という漫画もあったなあ。

他にもいろいろアメリカものはあったけど、作者が「とにかくアメリカを描きたい」という情熱が伝わったものほど記憶に残っています。今はそういうシチュエーションはあまりないだろうし、なぜあの時代にアメリカものが多かったかというと、それもとてもわかりやすいような気がする。日本で二番目の国際空港である関空からNYへの直行便はもはや飛んでいない現在、アメリカは前よりもなんだか遠い国になったような気がします。

  
左:渡辺多恵子『ファミリー!』
右:成田美名子『エイリアン通り』

*私の中では二大アメリカ少女漫画。その後、それぞれ新撰組と能楽を題材に漫画を描くようになったのも興味深いです。

 
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08.2.25
雪つづく。我が屋根に雪降りつむ。
みたよんだ 更新しました。

23日の会合で、「人は集めないだろうけど自分は集めてるって本ある?」と聞かれ、「ないですなあ」と答えたのですが、ひとつ思い出しました。人形の写真が出てくる物に妙に心惹かれるのは昔からで、ダイレクトに人形本でなくとも、一カ所でも気に入る人形の表情などがあれば、値段の許す限り買うようにしています。女の子の部屋の背景に人形が写り込んでいるのでも。人形自体はそれほど好きではないつもりなので、不思議な事です。そのうち、人形写真のページを作ろうかな。

*所有している数少ない人形。ドイツで買った木製のおもちゃ。「にんぎょう」というよりは「ひとがた」か。



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08.2.23
と思ったらいきなり吹雪ですよ。

また糺の森を白い息で駆け抜け出町柳駅まで。途中で信じられないくらい可愛い猫を見る。「にのにのいち」のうちあげでちょうちょぼっこまで。善行堂さんモズブックスさん、ちょうちょさんらと沖縄料理でトーク。善行堂さんのスニーカー話が最高でした。落語のように繰り返して聞かせて欲しい。



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08.2.22
嘘みたいな小春日和。空気が穏やかでうららかで。

 

読んだ漫画:『3月のライオン 1』(羽海野チカ/白泉社)。発売日を待って漫画を買ったのっていつ以来だろう。ジェッツコミックスというのも個人的に懐かしい響き。将棋漫画だけどあまり棋士棋士していない。これからなんでしょう。楽しみ。家族が将棋好きなので私も棋士の世界は半口程度のかじりかけ。この作品でも村山聖を彷彿とさせる人物が出てくる。監修は先崎学八段。動物と食事の描写がやっぱり生き生きとしてるよ。



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08.2.18
粉雪を舞うなか出勤。世界が白い。

 

読んだ漫画:『僕の小規模な生活1』(福満しげゆき/講談社)。この人の作品はこれまで立ち読みばかりでした。今回初めて購入して立ち読みを反省しました。他の本も買い直します!



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08.2.16
寒い。大阪まで出て行かねばならんというのに...糺の森を抜けて京阪出町柳駅まで急ぐ。

 

「にのにのいち」の様子を見に、最終日一日前にちょうちょぼっこまで。相変わらず可愛い空間だ。文芸書とオリーブと漫画。たくさんの本棚とキッチン。あそこが私の部屋だったらいいのに…。そのあとSさんと同じビルの沖縄料理店でおしゃべり。好きな作家と音楽の話。でも言わなくていい事までしゃべり過ぎたかも! 生まれて初めて食べた沖縄料理はたいそうおいしかったです。猫が見ているのは『未来講師めぐる』。



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08.2.13
怪我療養中の猫につきあってリビングで寝ている。今朝、目を覚ますと頭上の天窓が雪で真っ白!
先週の土曜に続き、今日も京都は真っ白。家の前の路地に雪が降り積もるのを見ると、なんだか色んなものを思い出してしまう。何を見ても何かを思い出す。夕方雪の中を散歩。
読んだ本:『ボーンコレクター』『コフィン・ダンサー』(J.ディーヴァー/文藝春秋)。シリーズのミステリーは一気に読め、ではないけれどもとりあえず2冊。


我が家から見る雪景色。怪我した猫も降る雪を見る。


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08.2.11
三連休の最終日。月曜日。まあまあの天気。

 

久々に資生堂『花椿』を買う。なんとなく買っただけだったけど、開いてみたら、漫画家の松田奈緒子が取り上げられていて嬉しかった。あらためてこの人いいなあ。作品全部読もう。いま創作中の、タイトルもずばり『少女漫画』の単行本化も実に楽しみである。ご本人もきれいな人だ。よく見るとわたしとおないどしでなおうれし。



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08.2.6
休日。今日もまたもや一歩も外に出なかった!

 

アート、絵本、文芸に更新しました。微々たる数ですが、ご覧頂けましたら幸いです。猫写真集、キンダーブックなどおすすめです。
読んだ本:『ファビュラスバーカーボーイズの映画欠席裁判1~3』(町山智浩、柳下毅一郎/洋泉社)。前にも読んだのにまた読んでしまった。三冊一気に。面白いなあ。また死ぬまでに1.2回は読み返しそう。再開してほしい。



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08.2.5
休日。今日も一歩も外に出なかった。

 

風邪を引く。2日間胃が痛くて弱った。でも今は痛くない。胃が痛くないってなんて素晴らしいのだろう! 録画してため込んでいたNHK木曜時代劇を見る。至福。
「にのにのいち」に出そうと思って出さなかった本の一冊『とりの眼ひとの眼』(とり・みき/ちくま文庫)。ぱらぱらめくっていたら、『時をかける少女』を熱く語っていたのでつい懐かしくなってまた保護。



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08.2.4
寒い朝。

 
足早に読んだ本:『容姿の時代』(酒井順子/幻冬舎文庫)。特に「スーツ」の項がおもしろかった。敬語が続いて最後は「である」調で落とす文体が気になる。





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