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店主日誌
  '08 9月
 



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08.9.28
今日は更に涼しい、いや寒い。なんと9月にしてホットカーペット出動は記録ではないか?明日は11月中旬なみになるとかで逆に楽しみ。

姉がファンだったせいか、結構その出演作品を知らず知らずのうちに観てしまっていたポール・ニューマンが死んだ。「暴力脱獄」「スティング」そのほかいっぱい。なんと言っても「タワーリング・インフェルノ」がお気に入りだった。でも私が好きだったのは共演のスティーブ・マックィーンだったのですが…。それらの映画を大興奮で観ていた頃から随分時間が経ったなあ…とは言っても、私もほとんどビデオで観てたわけです。でもなにもかも懐かしい。

読んだ本:『蛍・納屋を焼く その他の短編』(村上春樹/新潮文庫)




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08.9.27
本当に涼しくなりました。ついこの間まで汗をぬぐってクーラーの温度を気にしていたのに。

今日は文芸にピンチョンの『V.』を載せました。こちらは永い間絶版ですが、来春あたりに新潮社から新訳が出るとのこと。でも加納光於の装丁の国書版も貴重です。よろしくお願いいたします。

*先日書いた、本の背を爪研ぎ代わりにするという猫。その手をだらーん。テレビの液晶にもタッチするのでひやひやです。本当にその日が来たらドウシヨウ!




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08.9.21
ずいぶん涼しくなりました。窓をスウッと風が抜けていきます。

今日の「日曜美術館」の特集は「ジョゼフ・コーネル」。そのコラージュの美しさにはやはり魅せられます。しかし更に魅せられたのは、高橋睦男さんはじめ番組に登場した皆様の住まいの優雅さ!芸術家とはこれだ、環境だ!住環境だ!と(なぜか)力なく実感しました…。あの住まいだからこそコーネルの事も語れるってモノです。見惚れてしまった日曜の夜でした。

*『コーネルの箱』(チャールズ・シミック/文藝春秋)。この本を買ったはずなのに見あたらず、家の中でずっと探していた事があります。そのうち買った記憶も曖昧になり、そういえば買わなかったかなあ、と思った頃にひょいと出てきた。




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08.9.16
まだまだ日差しがまぶしく帽子をかぶる。北大路橋から見る緑の濃さ美しさ!

九州に法事に出かけていた母が京都に寄るので駅まで迎えに行く。新幹線のホーム付近のきれいさに驚く母。一緒に実家に帰って一泊。布団を並べて敷いてもらって、眠る母の隣で『白鯨』を読み終えました。よい夜だった。

読んだ本:『白鯨 (上・中・下)』(メルヴィル、八木敏雄 訳/岩波文庫)

*クライマックスまでの長さよ。笑ってしまうほど読むのに時間がかかった。その分素晴らしかった。世界の大きな物語をもっと読みたい。これは家の者が無料でもらってきたもの。二人とも読んだので非常にお得でした。




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08.9.13
夕方散歩。蒸し暑かったけど、すぐ10月は目の前だと思うと、過ぎゆく夏を惜しむ気持ちが珍しく。

うちの猫の一匹は、なんと恐ろしい事に、本の背表紙を爪研ぎがわりにするのです。もう一匹はそんな事はしないので、これは性質としか言いようがなく、そしてそんな猫と暮らす事になってしまったこと自体が不運としか言いようがなく…でも一緒に暮らしてみないとそういう癖があるかどうかはわからないわけで、結婚と同じですね。防御のために、ヤツの手(足)が届きそうなところにはボール紙を貼ったりしてなんとも無様な棚が散見されます。でもまあ気にしない事です。猫と本は相性がよさそうで実は悪いのかも。

読んだ本:『母が重くてたまらない』(信田さよ子/春秋社)

*自分と母との関係は違うとは思いたいが、本書にある事例と共通点はやはり出てくる。いろんな意味で興味深い本でした。すぐ読める軽さもいっそいい。




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08.9.10
今日もさわやかな晩夏の日。あるいは初秋の日。

久々に更新しました。児童よみものと手芸の本。そのうちの一冊『ベロ出しチョンマ』をぱらぱらとめくっていたら、版は違えど小さい頃に読んだ本である事を思い出しました。「モチモチの木」についての作文を書いたことも。個人的には「花咲き山」の響きが懐かしい。とてもとても懐かしいのです。どこかの山に自分だけの小さな花が咲く。

*ギャリコ『七つの人形の恋物語』の角川文庫版が復刊した。かつてと同じ金子國義の装丁で。好きな本なので嬉しい。倒錯とファンタジーが見事に融合した、どうにも奇妙でエロチックで頭が混乱する素敵な物語なのだ。




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08.9.9
涼しくなったかと思うと、また蒸し暑かったり…疲れるデス。

ここしばらくはずっと漫画を読んでいました。遅ればせながらDMCなども…。『装苑』今月号で『聖おにいさん』についての福田里香さんの文章が面白かった。

明日10日、数点更新いたします。手芸の本もありますので、よろしければご覧下さい。




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