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店主日誌
  '08 10月
 



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08.10.28
たいそう寒くなってきました。猫が足下でマルマルので狭い。

今日1冊更新しました。三原順の白泉社チェリッシュブックで、子供の頃大好きだった漫画家です。当時は白泉社がメインの作家のグッズを色々つくっていて、「三原順トランプランド」なども今でも大事に持っています。グレアムが好きだったんです。

帰宅して階段を見上げると。我が家ではよくみられる光景です。飼い主なのに警戒されている。




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08.10.22
正午くらいからシトシト雨。部屋が暗い。でも暗いの嫌いじゃない。

今日の出来事
ある大手オンラインショップを久々に見ようとしたらパスワードリマインダーにひっかかる。要するに「自分だけの質問」に「自分だけの答え」を打ち込むと前へ進めるしかけ。たいそうな…。結局「お気に入りの喫茶店は?」という自分で設定したはずの質問にまったく答えられなかった。十数軒の店名を打ち込めどはねかえされる。意地になって、最終的にパスを再発行してもらいようやく答えがわかった…けど「高木珈琲高辻店」なんて覚えてないよ!

ほか
嬉しい手紙が届いた。
新しいデジカメを買った。ネコ撮り放題。
応募しようと思っていたプレゼントの締め切りが昨日で終わっていた。悲しい。

 




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08.10.21
まぶしい。あつい。

読んだ本:『アメリカ人の半分はニューヨークの場所を知らない』(町山智浩/文藝春秋)。

*大体初出の時に読んでいるコラムが大半。加筆訂正されているのでそれでも面白かった。アメリカの一般市民は既に「ヒロシマ・ナガサキ」の響きから何も連想しない人が多いらしいそうで、切ない事だ。むかしNHKのドラマで、日本にホームステイに来たアメリカ人少女が原爆ドームにショックを受け、ステイ宅の仏壇に手をあわせて泣いて許しを乞う、という演出があったけど、あれもあれでなんか息苦しい気がしたものだ。




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08.10.20
ここしばらくは晴れ。蒸し暑いので嫌になる。

NHKドラマ『七瀬ふたたび』をやっぱり見てしまっています。原作の七瀬とは違って随分幼い感じの七瀬でイメージが違うのも面白い。でも原作七瀬は既に自分の能力を知っているところから始まるのに比べ、ドラマはある日突然…という演出。そのせいで七瀬の神秘性が薄くなってる。やっぱりドラマ的に「超能力少女覚醒!」的なものは欠かせないのか。にしてもヘンリー役もちょっと納得いかないんだけど…と、原作に思い入れが強いと色々こうして文句が出るのでした。でもいいドラマだと思います。しかし『家族八景』もやればいいのになあ。そうでないとドラマだけ見た人は「なんでふたたび」?と思うのでは…と七瀬に関してはもうエンドレス! 

*『家族八景』(筒井康隆/新潮文庫)。小学生高学年の頃、姉が読んでいたので次に読ませてもらって…その時に受けた衝撃は、部屋の情景まで含めてくっきり覚えてます。でもそんな事を思い出すと、ああ、あの頃の私の未来には、まだまだ読んでいない本が山のようにそびえていたんだなあ、としみじみします。もちろん今もそうなのですが。




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08.10.14
晴れが続かない。朝目が覚めるとああ雨か、と思う日が多い。

映画『ゆれる』を録画してみた。BSって私のような、ビデオ屋にもいかない無精ものには本当に便利。集中力もないので何度も一時停止をし、2時間の映画を観るのに5時間くらいかかります。一時停止の間に縫い物などもします。しかしこの映画、いい映画なのでしょうが、セリフが聞き取りにくいのにはまいった。ボリューム最大にして何度聞いても聞き取れないセリフがちらほら。「たける」が「たけうち」に聞こえる。でもそれも含めて監督のゆらし作戦なのかも。集中力のない身にはこのゆらしもこたえる…。 

*読んだ漫画:『雨無村役場産業課兼観光係』(岩本ナオ/小学館)。面白かったし可愛かった。2巻が楽しみ。しかし、おさななじみ(といえば聞こえはいいが、恥ずかしい幼少期も全部知ってる仲)で、しかも年下の男の子を好きになる女の子っているのかしら。いるか。




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08.10.9
昨日今日ととてもよい天気で日中はクーラーが欲しいほど。10月って結局いつもこんな感じ。

テレビでのノーベル賞の話題につい見入ってしまう。京都の話題が多いからだろか。その益川博士の左京区のご自宅が映った時、ある書棚の一段がブルーバックスで占められていた…ように見えた。物理学者の書棚にある講談社ブルーバックスシリーズ。いい光景ではないですか。

あと、両博士が出演した今夜のNHKの番組内、京大時代を振り返ったシーンでは、近所の喫茶店でも論議を交わし…と進々堂がちらりと映ったのが地元民としては嬉しく、でも博士たちは「はて、あれどこでしたかなあ」などと言っていたのもいとおかし。みんな学者、ましてや物理学者なんて遠い存在の人たちの素顔をかいま見るのが嬉しいんじゃないかな。博士たちの昔の写真、タートルネックにVネックのセーターを重ね着するスタイルにじーん。

*そのうち読みたいなあ、と思っている本:『タイムマシンの話』(都筑卓司/講談社ブルーバックス)。家の者が少年時代に読んで感動したそうです。初版は71年。これは古い表紙。今は新しい表紙となってずっと版を重ねている名著。




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08.10.6
朝からぐずぐず雨模様。でも昼過ぎからようやく陽が差して。

土日を利用して人生初の横浜に行っていました。おお横浜! 初めての土地なのでまったく慣れず、鎌倉をちょとのぞき、後はぷらぷら。東京という大大大都会の隣にまたこんな大都市があるという事にあらためて感心した新横浜での夜。

*読んだ本:『富士さんとわたし』(山田稔/編集工房ノア)。500ぺージをゆうに超すこの大部な著を、ほとんど2日で読み終えてまっこと爽快。読み応えと疾走感を備えた本でした。関西文壇のひとつの歴史、そして文学とは何なのか、その片鱗と手触りを感じさせてくれる稀有な書。稀有な著者。




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08.10.2
ちょっと暑さというか日差しが戻ってきた。もう部屋も秋モードにしたので困るヨ。

NHK教育の『おじゃる丸』が好きでかなりみています。で、この間ふとみて思った事は、登場する幼なじみのおじいさんたちが、みんな敬語で話すんですね。小さい頃からの友達なのにジェントルに敬語で話す。これがほどよい距離があってとても耳に心地よい。敬語=よそよそしい、なんて事は決してない。敬語は時に人間関係を円滑にする素敵な道具だな、とあらためて思った次第です。そういえば『かもめ食堂』の女性たちもみんな敬語だった。

読んだ本:『知に働けば蔵が建つ』(内田樹/文藝春秋)




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