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店主日誌
  '08 11月
 



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08.11.18
晴れつつも雨ぽつぽつ。寒くなった。

デザインを全体的に少しだけ(本当に少しだけ)変えました。幅を広く、文字を大きめに。小さくまとめるのが好きだったのですが、ちょっとだけ広い景色にしてみました。読みやすくなれば幸いです。このページの文字は小さいままですが。

*茨の壁のようですが、あるおうちのブロック塀です。枯れてしまった蔦が美しい。コンクリートブロックの優美さ。




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08.11.17
雨てんき雨。雨にはさまれ今日だけぽっかりお天気になった感じです。

疎水沿いで休んで本を読んでいると、通りがかりの犬を連れた奥さんに「こんなとこで本読んではんの?」と言われました。明日から寒くなるそうだし、そんな事ができるのも今年は最後でしょう。

読んだ本:『思考の整理学』(外山磁比古/ちくま文庫)

*トイレに置いて少しずつ読んだので、読み終わるのに1年くらいかかった。「思いついたアイデアをむやみに人に話すものではない」が何回も出てきて面白かった。理由は「相手が人の言うことをすぐ否定するタイプだったら、気持ちがくさって、そのアイデアも生きなくなるおそれがあるから」だそうです。




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08.11.12
とてもよい天気。そしてまた一歩も外へ出ませんでした。ベランダには出ました。

ああ、旅行に行きたいなあ!と部屋で独り言えども猫眠る。何かの本で読んだこと。「旅行」だと予定や目的が詰まった感じがするけど、「旅」だとあてもない自由さが感じられるのだとか。そうですか。でも「旅行」という響きは嫌いじゃないです。旅は大和語、旅行は漢語? 旅人と旅行者じゃ確かにニュアンスが違う。私はしがない後者。20代の頃は現地で宿を探したりしましたが、今は絶対しない用意周到綿密派です。

読んだ本:『停電の夜に』(ジュンパ・ラヒリ/新潮社)、『フジコ・ヘミング 魂のピアニスト』(フジコ・ヘミング/新潮文庫)

*今更ながらこの人の魅力に気づいてしまった。ピアノもさる事ながら、その独特の衣装や少女的な絵ごころ、なにより「独りでいる事のセンス」のようなものに、世の女性はみな惹かれるのではないでしょうか。




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08.11.5
よい天気。でも今日は一歩も外へ出ず。

文芸、絵本、その他のコーナーに1冊ずつ増やしました。マラマッド、ペイネ、鈴木義治。よろしければご覧下さい。

*香川からのお客様に頂戴したお菓子。和三盆とは知識では知っていましたがこんなにおいしいとは。ぱくぱく食べてこれだけになったところを慌てて撮影したもの。ひとつひとつがはねつきの羽のように包まれていて大変美しいのです。




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08.11.4
昼はうららか、夜はひんやり。今年はこたつを出すのが早いかもしれません。夜になると猫がヌーヌーとなく。

明日5日夜に少し更新いたします。お時間ありましたらご覧下さい。これからはできれば曜日を決めて更新して行くようにできればと思っています。

読んだ本:『反=文藝評論』(小谷野敦/新曜社)。

*本当は読む予定ではなかったのに、『ノルウェイの森』にもの申す、のような最終章に惹かれてつい読んでしまった。学生の頃、友人が「泣いた」と言って貸してくれた「ノルウェイ」を読んで私が感じた違和感の正体はこれだったのかなあ、と時を超えて考えさせてくれた熱い批評。最近は以前のように「春樹さんが苦手」と言いづらい時代でもないような気もします。




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